ちょっと休憩時間が伸びたため。
学校で学ぶ。
歴史について。
お話ししたいと思います。
最近、中学生の歴史の。
教科書、参考書をよく見ているのですが。
高校の日本史の教科書、参考書と。
余り変わらないという。
印象を受けました。
色んな制約があるため。
こういった教科書になったのは。
分かりますが。
参考書も。
それに準じて書かれている為。
何故、これが生じたのか。
と言った根源的部分が抜け落ちています。
歴史と言うのは。
時代と言うのは。
いつも。
人の業によって動きます。
墾田永年私財法。
と言う語呂がいい言葉がありますが。
教科書や参考書の説明では。
自らが開墾すれば土地は自分の物になる。
と簡潔に書かれていますが。
実際は、田んぼに水を引く。
水路が必要な場合が多く。
更に、事細かい申請を。
政府に送る必要があり。
とても。
その日暮らししている。
農民には体力的にも財政的にも。
不可能な話でした。
その為。
実際に開墾できるのは。
貴族や寺社ばかりであり。
この法令を契機に。
貴族たちは荘園と言う。
家庭菜園の名目で。
日本中の土地を我が物顔で。
支配を始めたのです。
そもそも。
墾田永年私財法を出すことで。
誰が得をするかと言うと。
政府の中枢にいる。
貴族たちです。
権力者が下々の者達を。
慈しみ行動することは
基本ありません。
これはいつの時代でも言えることです。
千年以上の時代が移ろっても。
何も変わらず。
権力を持つものは。
自分たちにとって。
都合のいい法案を。
まるで民衆のためを思うがごとく。
聞こえの良い言葉を並べ立て。
法案を通し。
民衆はひたすらに絞られています。
人の業によって。
歴史は動き。
人の業が。
歴史に韻を与えるのです。
歴史を学ぶ意義は何かと言うと。
歴史から国民性を学び。
如何に韻を踏み。
時代が移ろうのかを知ることにあります。
PS
中学の歴史講座。
製作途中です。
お楽しみに