「なろうのBANが不当だと思うなら、BANされた人たちで集まって訴訟でもすればいいのに」
などと言っていた奴が昨日いたな。
まあ、あながち間違いでもなさそうな提案なんだが、そう簡単な話でもないんだよな。
最大の問題として、これでなろう運営が不当なBANをしていたと証明されたとしても、何も得るものがないんだ。取り戻せるものもない。
なにしろアカウントは凍結じゃなくて削除だからな。僕らの著作物など、すでにすっかり消えている。これを保障してくれと言うのは無理だ。
しかも現金での保証も無理だろう。こちらは書籍化しているわけでもなければ、なろうに金を払っていたわけでもないからな。つまり、文句を言っても手間がかかるだけだし、勝訴しても試合に勝って勝負に負けた状態が作られるだけなんだ。
もう一つの問題として、BANされた理由が様々だという事があげられる。
同じようなケースで誤BANされた仲間がいれば心強いんだが、一人一人は違った理由でBANされているからな。R15BANだけで言っても、そのバリエーションは様々だ。
まして暴言BANとされた僕みたいに
『他人のエッセイの感想欄で悪口を書かれて、それに対して自己対応しようと運営に気を使って差し上げたら運営から誤解と逆恨みでBANされた』
などというややこしい事情を持つのは極めて珍しいだろう。こっちは余計な仕事を減らしてやろうと思ったのに、運営ときたら喧嘩好きなんだから。
え?「でも複垢でBANされた奴らは多いだろ」って?
まあ、それが唯一の、複数名がBANされた理由だと思うんだが、そいつらだけは自業自得なんだ。利用規約で明確に禁止されていることをやったわけだからな。
というわけで、なろうで僕の復活を期待している人もいるかもしれないが、悪いな。不正取得アカウントはあるんだが、元のアカウントは何をしても戻らないんだ。あっはっは