名前:南武フォルサ
性別:女性
詳細:
東国の5大家である”南武家”の先代当主。ランケアの師であり、育ての母でもある。
作中ではすでに故人。
個性豊かで変人が多いが実力は確かな戦闘集団である南武槍撃隊を女主人としてまとめ上げていた。
性格はかなりおおざっぱで、大酒飲みで結構短気で楽天家。かなりの豪傑で、自由主義で奔放。たまに外で寝ている。あまりに自由すぎるため、猫を通り越して「虎が歩いている」とまで言われる。
フォティアと仲が良く、ムソウとも気が合っていたため、よく飲み会をしていた。
当主の面々にとって姉御的な立ち位置であり、もめごとが起こった時に仲裁に入ることもあったが、だいたい途中で面倒くさくなって鉄剣制裁で事態を収める。
槍術の達人であり、当時全盛期のムソウと互角かそれ以上の実力を持ち、東国最強の白兵戦力として西国にも知られていた。
シェブングが設計、開発した専用守護戦機である”槍塵”を操り、幾多の戦場を駆け抜け、立ちはだかる敵をことごとく破壊してきたその突破力は並ぶものがいないとされていた。
ランケアに槍術のイロハを叩き込んだ教育方針は、スパルタ。しかし、常に隣にあり、思い悩むランケアに寄り添う姿勢を崩すことはなかった彼女は、ランケアにとって師であり、母であり、姉のような存在であった。
朽ち果ての戦役でも南武槍撃隊を率いて、旗本へ得意の突撃で一点突破をかけ、多くの障害を打ち破り多大な戦果をあげた。しかし、状況が一変したため、一時撤退。その後、戦いの裏に潜んでいた正体不明の”悪意”と密かに交戦し、消息不明となった。