機体名:不明
呼称:”絶対強者”
搭乗者:不明
〈性能判定〉〈SS~F〉
出力:∞(サーヴェイション稼動時)
機動力:B
運動性:A
装甲:SS(再生機能あり)
積載:なし(固定兵装のみ)
機体サイズ:B(約21m)
コスト:不明
機体詳細:
搭乗者、機体の出所の一切が謎に包まれた作中最強の殺戮兵器。サーヴェイションを護衛する役割を持つとされるが、防衛が必要ない状況下では、前線での戦闘に介入する姿が確認される。
機械軍勢から攻撃対象にされないが、連携をとることもない。状況によっては機械軍勢ごと薙ぎ払うこともあることから遊撃型と分析されている。
無慈悲かつ圧倒的な戦闘力を誇り、介入された戦域は人類側の敗北がほぼ決定的となる。出会わないことを祈るしかない。
唯一の欠点は、稼動に必要なエネルギー供給の全てを”サーヴェイション”に頼っており、貯蔵機能がない。エネルギーの常時供給がなければ指1本動かせず停止するため、電磁兵装で供給リンクを断ち切るなどで一時的な無力化も不可能ではない。しかし、実施には大掛かりな設備が必要であり、”サーヴェイション”による対策プログラムが即座に更新されることもあり、有効な対抗策は存在しないに等しい。
未来で時間転移前の”箱舟”を襲撃し、エクスのソウルロウガと交戦し敗北。半壊状態でも再稼働する異常さでエクスを追い詰めるが、空間の歪みにソウルロウガごと巻き込まれ、消息不明となった。
【容姿】
細身の躯体に両肩の大型装甲が際立つアンバランスで歪な姿をしている。確認されるごとに姿が変わる。下図は最期に確認された形態。
【武装】
・集束プラズマ砲(出力:10段階中推定50 / 再チャージインターバル:約5秒)
メイン兵装であり、一射で戦場の流れを吹き飛ばす戦術兵装。エネルギーは”サーヴェイション”から無限供給されており、枯渇することがない。対電磁装甲未実装の量産機体では余波に触れただけで、機能不全に陥る電磁障害を引き起こす。直撃すれば、戦艦、機体問わず消滅する。公式で防げた事例は存在せず、事実上、防御不可能。
ちなみにチャージ5秒は最大出力発射時であり、出力を弱めたものなら再チャージなしで連射も可能。
・集束プラズマソード
両腕に装備された固定兵装。プラズマ砲と同出力であり、量産機のプラズマソードでは切り結ぶこともできない。プラズマ砲が仕様できないインファイトの戦闘時、または単体に対しての奇襲、強襲時に使用されるケースが報告されている。
また、障害物、建造物の破壊、排除にも使用しているケースが報告されている。
・再生能力
最も警戒されている機能。躯体からナノマシンを散布し、周囲の金属を分解し自身の装甲として再構成するウイルスシステム。稼働中の機体すら触れると”取込まれる”ため、感染対策のシステムを搭載した機体でなければダメージを与えるどころか、触れることもできない。