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夜行と紅

単刀直入に言いますと『夜行逢鬼』の執筆と同時に、『紅物語』も進めていこうと思っています。

僕はどうやら冬に執筆活動が活発になるらしくて、
(リメイク前の紅物語は永井編除く全話は冬中に終わらせた)
まさに、いま、このビッグウェーブに乗るしかないと思い……。

それで……少し変えます。
紅物語は、分岐していたお話をすべてひとつなぎになるような、そんな一貫したプロットを目指していたのですが、次のルートの繋ぎ目にかなり困って困って……。
(意欲もだけど、こういう難儀な部分のせいでエタりました)

実際なら黒岩篇への繋ぎとして、
・主人公記憶喪失(本編開始時に戻った、と思わせるミスリードのつもりで)
・主人公怪しげな組織に加入

などいろいろ考えていたのですが……。
となると、さらに次の三人目のヒロインのルートの繋ぎが問題になってくるわけです。
さらには主人公とそれぞれのヒロインの恋愛もの、という最低条件も守るとなると、まだまだ未熟な自分が書くと、主人公が浮ついた野郎になりかねない。
もしも主人公が『うる〇やつら』の諸〇あたるみたいなやつだったら、そのまま進められるんですが……。

ネコ被っているとはいえ、そんな節操なしではないと個人的には思っておりますので、ナシです。

要するに、リメイク前の構成に戻ります。
エンドだけでなく、それぞれのヒロインルートへ分岐します。
ただ、今回は少し自由度を高めたいと思っております。
そのためのルール(?)みたいなものを設定しておきました。
詳細は次の近況ノートを参照していただければ、と思っております。

自身の未熟さに、僕はただただ悔しいです。
僕の拙作を読んでくれている友人N、友人Sには大変申し訳ないと思っています。

自己中心的ですみませんが、何より、僕が僕自身の満足できるものを作れなかったことが最大の失敗です。

ですが、次の構成でも自分自身の満足できるものを──100%ではなく、120%のものを──作り上げていこうと思っています。
がんばれ、俺。
そしてありがとうございます、Nさん、Sさん。

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