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『グリュックとフルーフの本』投稿しました。【第一回Temple交流企画】参加作品

閲覧ありがとうございます!

この作品、たった今書き上がったばかりの出来立てホヤホヤな作品です!
やっふい! 〆切間に合いました!
(第一回Temple交流企画参加作品。〆切は5月31日迄。6月中開催、途中参加はありです。)

……もっと短くまとめるつもりだったんですけどね。もっと早く書き上げて、手直しとかじっくりしようと思ってたんですけどね。書けば書くほど、どんどこ設定が増えてゆきまして。

誤字脱字わかりにくい文章などあったらすみません!


感想やアドバイスなどありましたらお気軽にお願いしますm(__)m

20件のコメント

  • 素敵なお話ありがとうございました。
    幼い頃読んだ童話のような、柔らかく、暖かく、それでいて非情なお話で、楽しみながらもどこか背筋がぞくりとしました。
    森は異世界、関われば、やがて此の世を遠ざけてしまう。森へ行ってはいけないよ、というのは強ち間違いでもないなと感じました。
  • レライエさん

    伝わってほしいと思いながら書いた作品の雰囲気をしっかりと読み取っていただけて、うれしいです!

    森は異世界、本当にそう思います。
    でも、ちょっぴり憧れます、異世界。その先に待つのがただの破滅だったとしても。……まぁ、憧れるだけで、足を踏み入れようとは思いませんが。

    感想ありがとうございました!
  • 読んだとき、童話のヘンゼルとグレーテルを思い出しました。なんだか少しだけ雰囲気がにているなぁ、と。
    「森」って何処か不思議な世界ですよね。例えば富士の樹海とか。
    どこか教訓めいた、ほんのりと怖いお話でした。面白かったです!
  • 詩織さん

    ヘンゼルとグレーテル!! グリム童話大好物ですよ!!
    雰囲気がにているなんて、最高の褒め言葉です♪

    富士の樹海は……スミマセン、自殺の名所、くらいの知識しか持ち合わせていないのです……おどろおどろしいイメージがあり、それこそ、入ったら二度と出てこられなさそうだな、なんて思います。
    うん、少し調べてみます!

    感想ありがとうございました!
  •  一行目から幻想的なファンタジー世界に引きこまれました。まだ不思議な存在は出ていないのに、この「森」という言葉からイメージが膨らんできたのです。他の方の感想に「森」が異世界ということが書かれていて、なんか納得しました。
     お隣さんの台詞が凄くいいですよね。お隣さんがどんな存在なのか、言葉を聞いているだけで伝わってきます。決して「イイモノ」じゃない。グリュックにもそれは分かっているのだけれど、彼女にとってお隣さんはいないと駄目な存在。はたから見れば絶対に良くないのに、彼女の目を通して物語が語られていくにつれ、お隣さんを身近に見ている私がいました。
     消えてしまったフルーフの本。これは、お隣さんに魅入られたグリュックが「呼ばれた」ということかな、と、思いました。人の中で暮らすには、お隣さん寄りのグリュックが、何か酷い目に遭う前に、お隣さんに呼ばれたのかと。お隣さんはグリュック本人には何も酷いことをしておらず、どちらかと言えば、お隣さんの思考としては、ずっと可愛がってきたのだと思うので。全然、違っていたらすみません。
     童話、それも、本当は怖い童話、という感じがしました。他の方と感想が被ってしまってすみません。
     美しく丁寧な文章で、幻想的で絵的、そして、ひっそりと怖かったです。
     良い作品を有難うございました。
  • 月ノ瀬 静流さん

    作品の最初の一行目は、こだわっています。端的で、できれば断定的に。それでいて作品全体の世界観が滲んだものを。
    でも、「森」という言葉で、そこまでファンタジーのイメージが膨らむものだとは考えていませんでした。勉強になる感想、ありがとうございます。
    それから、「イイモノ」じゃない……この表現にニヤリとしました。ワルイモノ、ではなくて、あくまで「イイモノ」じゃない。私のイメージとぴったりで、よくよく読み込んでいただけたのが伝わり、とても嬉しいし、ありがたく思います。

    頭から湯気が出るくらいのお褒めの言葉の数々に、軽く発狂しそうなくらい喜んでおります。

    感想、ありがとうございました!
  • お隣さん。妖精さんですね。
    おや、僕も企画作品は妖精さんでした。奇遇ですね
    ( ̄ー ̄)b

    というわけで、越智屋ノマです!
    さきほどは拙作にご来訪いただきありがとうございました。

    越智屋の妖精と違って御作のは、品があります!デコぴんなんてしたら森の養分にされますね。

    幻想的な美しさと不安を駆り立てる物語でした。
    幻想的、というのを巧く文字列に書き起こすのは、なかなかに難しいことだと思います(次作でトライ中なのですが、いまのところ巧くいってません僕は。)。
     不確かな存在が、確かに存在するという確信を読み手に与えながら美しく書き起こすこと。…が幻想的 という事なのかなぁ。と思いつつ模索中です。
     御作は美しく、幻想的に綴られていました
  • 言葉もストーリーも美しい作品ですね。綺麗なのに残酷で、語り継がれてきた童話のよう。この空気感大好きです。
    森やお隣さんの描き方がとても綺麗で、心にしっとりと残る素敵なお話でした。私も子供のころは森が遊び場だったのですが、この作品を読んで木々の騒めきや月光の揺らめき、森の動物の死のにおいや、陽だまりの落ち葉の香りを思い出しました。素敵な作品をどうもありがとうございました。
  •  読ませていただきました。

     明るいだけの童話ではなく、暗い一面のある童話のようだなと思いました。
     正直なところ、私の読解力不足で作品の内容をすべて理解できたとは言い難いですが、その上で、書きます。

     私は、『お隣さん』が悪魔で、『フルーフの本』は悪魔の本だと考えました。
     『お隣さん』は、甘言で『私』で私を誘惑し、命を貰おうとした。そのための手段として使われたのが『フルーフの本』。
     最初は嫌がられていた『お隣さん』の誘いも、最終的には達成されています。

     私の考えでは『フルーフの本』は命を対価にすることで幸福を与えるもので、最初の夢を見るまではフルーフの命を、次の夢を見るまでは父の命を対価にして幸福が与えられていた。というのはどうでしょう。
     それぞれが『私』の命を救うために夢を見せることで対価の命を使い果たすことになったため、二回の夢で対価の命がなくなり、『フルーフの本』が消えたという感じです。
     最後に『フルーフの本』が現れなかったのは、『お隣さん』が『私』の命を欲したから。『フルーフの本』を使うことで命を対価にされたくなかったので現れなかった。

     こんな感じで考えました。本当に面白かったです。物語としての完成度が高いなと本気で思いました。いい作品をありがとうございました。
     長文失礼しました。
  • 越智屋ノマさん

    私もデコぴんしてみたくなるくらいかわいい妖精さんにきゅんきゅんなりつつ、同じ妖精でもこんなにかわいい妖精さんなんて、うらやましい!と嫉妬してた洞貝です。

    幻想的、はよく言われていましたが、それがどういった意味なのか掘り下げて考えたことはありませんでした。
    幻想小説は書くのも読むのも好きなのですが、おちゃさん(とお呼びしてもいいでしょうか?)のコメント読んで、それは私が不確かな存在を求めているからかもしれないな、なんて考えてみたり。
    また一つ、学ばせていただきました。ありがとうございます!

    ……連発する美しいというお褒めの言葉に、ちょっと奇声を上げてしまいます。

    感想、ありがとうございました!
  • 再訪のおちゃです。
    むしろおちゃと呼んでやってください。よろこびます。ひゃほー!!

    美しい連呼してすみません。美に飢えているのですよ(笑)(←むしろ(泣))
     わたしも次は静かで美しさとホラー感があるものを。。。描きたい。。。
  • ほしのかなさん

    ……実は今、ひやりとしました。

    お隣さんに遭遇したことのある人はほとんどいないと思います。だから、多少の下調べはしたものの、ほぼ好き勝手に描きました。
    でも、森は……私自身、あまり森には馴染みがないんです。森を舞台に物語をよく書くのですが、それは私の中にあるイメージによる森です。

    だから、ほしのかなさんの素敵な森の思い出を読んで、その思い出のやさしい雰囲気に和むと同時に、リアルの森を知っている方が森を知らない私の作品を読んだのだということにひやりとしました。

    さいわい、この作品を気に入っていただけたようで、ホッとしております。

    書こうと思ったことの全てを調べつくし体験しようなんて、無茶な相談でしょう。どうしてもそれには限界があり、抜けている知識や体験を想像で埋め合わせる、というのは、別段悪いことだとは考えません。
    でも、今回感想いただいて、出来る限り妥協はしちゃいけないな、と感じました。

    下調べも、埋め合わせの想像も。

    改めて、真剣に作品たちと向かい合っていきたいと思います。

    感想、ありがとうございました!
  • 星井扇子さん

    ……スミマセン。あれもこれもと書きたいことを盛り込みすぎたかな、とは感じていました。これだけ盛るのなら、せめてこの倍くらいの字数があった方がいいのではなかろうか、と……。でも、字数制限にひっかかるのと時間がないのと単純に私の実力不足(これが一番大きな原因です)なのがあり、現状の形になりました。

    長文、むしろ嬉しいです!
    こんなに読み込んでいただけて、この作品は幸せものです!!
    そして私も幸せな気持ちでいっぱいです!

    面白い・完成度が高い・いい作品……直球なお褒めの言葉、ああもう、なんだかだんだん泣きそうになってきました。

    感想、ありがとうございました!
  • おちゃさーん!
    (許可をいただいて、早速無意味に名前を呼んでみる)

    私はおちゃさんの書かれていたような世界観とか作風とか、異世界云々ももちろんですが、こう、テンポとかキャラとか、そういったものがうまく書き出せないので、すごいなぁって思います。
    書いてみたいという気持ちはあるのですが……(ー_ー;)


  • ひろさん

    お隣さんやフルーフの本の疑問が、ひろさんにとって、この作品を読みにくいものにしてしまっていないか、少し気になります……。

    可愛らしいという感想、嬉しいです。この感想から親しみを持って本作品を読んでいただけたのかな、と感じました。

    感想ありがとうございました!
  • うわーん。泣く!!!

    すみません場違いな所にコメント投稿して(泣)
    君を忘れじにお声をお聞かせくださり本当にありがとうございました。お気に入りの物語だったので、お言葉本当に嬉しいです。
    お付きあいありがとうございました!
  • おちゃさん

    ありがとうはこちらの方です!
    素敵な作品読ませていただいて、ありがとうございます!!


    一ヶ所だけ脱字を見つけたので、ここでご報告をば。
    『56.再会』のレナーテとシュルツの会話。「~しかしぜその現象が同時・大量に起こったのかいまだ不明だ。~」

    『しかしぜその現象』は、『しかしなぜその現象』のことかな? と思います。

    よろしくお願いします!
  • 本当!ありがとうございます!助かりました♪
  • 遅れ馳せ乍拝読致しました!(偶にこうなる)

    両親があれしてせいせいしました(
    何と言いましょう森が好きになっていくと段々人が嫌いになっていく・・・;
    いや違いますね。人が嫌いになると森を求めるんですね。でもインドアな僕はこう物語が沢山生い茂っている森へ辿り着いてしまったという訳ですねははぁ(ははぁて

    森のざわめきではありませんが読後の僕の心もざわざわしております。
    対価を求めて何が悪い!何か起こる前に森に行って良かったです。
    とするとやっぱりアルラウネの言葉が出てきたのにはにやりとしてしまいますね。わさわさアルラウネちゃん可愛い。

    僕は何だか「フルーフの本」はお守りのように感じました。読めなくても大事な本ってあるんですね。・・・一ページも読んでないハリポタ原書とか。・・・大事にしてる訳ではないですねごめんなさい。

    梟が鳴く時間帯にぴったりの静かなお話で、でも寝る前だとざわざわして眠れない。そんな両面を併せ持つ素敵なお話だと思います。
    ありがとうございました。
  • 寛くろつぐさん

    アルラウネちゃん、可愛いですよね!!(親バカですハイ)

    グリュックに肩入れしてしてくださって、ありがとうございます♪ ラストに関しても、良かったっていっていただけて、私も改めてこの結末で良かったと思うことができました。

    ハリポタ原書って……き、気になる……!! いや、もう読まなくても、飾ってあるだけでなんか素敵だと思いますよ? えーっと、私はイタリア語の万葉集の本持ってます! もちろん、一ページも読んでません(*´∀`)テヘ

    ざわざわな読後感、堪能していただけてにやりとしております。

    感想ありがとうございました!
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