皆さま、今年も大変お世話になりました。
…といっても、私は今年、カクヨムに顔を出せない時期も多かったのですが。
今年は日常生活の方で、なかなかに災難の年でした。平和だった日常から一転、数々の厳しい現実に直面し…色々と思い悩んだ年でした。
そんな常日頃、悩みを抱えているような状況下では、趣味を優先し、たっぷり時間を使って小説を書く・読むこともなかなかできず…。
しかしそのせいで小説の方は色々な面で「衰退の年」となったことに気づいた今、やや自己嫌悪な気持ちでいます…(;ω;)
更新頻度に関しては、実は昨年から既に落ちていたのですが。というのも長らく留守にしていたカクヨムにKAC初参加から復帰した2022年は、『アイラの神のコンパス』の完結と『幽霊船の船長』の投稿再開を果たし、一番精力的に執筆活動できていた…今思えば「ほのなえ黄金期」でした。
私の執筆活動状況は、連載中の長編『幽霊船の船長』の更新頻度を見れば一目瞭然で、2022年は更新が週1ペース、2023年になると月1ペースになり…なんと、今年は年1ペースというなんとも悲惨な状況に。
それでも2023年は、長期間休むことなく小説を書いていた結果、小説を書く能力まで「衰退した」という実感はありませんでした。
しかし今年は…諸事情により半年ほど執筆をお休みし、その後復帰してみても、前のように小説を書けない、と壁に直面してしまうことが多かったのです。
執筆中幾度も「これでいいのか」と迷いが生じて思うように書けなかったり。書き終えたものが面白いという自信が持てなかったり。
今、短編創作フェスでお題を出されてますが、前のKACの時のよりもお題からアイデアやストーリーが浮かぶ瞬発力もガタ落ちし(あの時のお題の方が鬼難易度なのに…)…正直、次回のKACに参加できるのか危ぶまれます。
そんなこんなで今年は連載中の作品に関して、続きから面白い展開を書ける自信が持てなかったため、今年はほぼ更新できていない状況でした。
せめて小説を書く習慣を再び取り戻したいと、徐々に暮らしの落ち着いた秋ごろからはひたすら『幽霊船』を修正したり読み直して、更新再開の準備をしたり……
そして今月は、1万字前後の短編的なものを二作ほど、書いてみたりしていました↓
『アイラと神のコンパス』番外編「賢者の昔話」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881172569『モニカと雪の国』 ※カクヨムコン短編賞応募作(短編創作フェスお題「雪」)
https://kakuyomu.jp/works/16818093091072483979未だ自分の書き終えたものに手応えを感じられない日々が続き、「公開するのやめればよかった」と時々思うことさえある現状の中、書いたものを読みに来て下さる方の存在や、コメントやレビューなどで反応を下さったこと…それが私にとって、本当に励みになりました!本当にありがとうございました!
執筆を始めたばかりで描写が下手くそでも、一切誰にも読まれることがなかった頃でも、「書きたい」という気持ちだけで『アイラ』を書き続けていた初心の頃を思い出し……ちょっとしたことにも挫けずに、来年は心機一転、頑張れたらなと思います。
今年の最後の最後だというのに、やや暗い内容かもしれない長文ノートですみません…!
今年の私のような「衰退の年」が来ないように、皆さま今後もできるだけ、こつこつ楽しく執筆を続けていってくださいね。
ではでは、良いお年を~!