残業で疲れて帰る満員電車のなか、自分のページを開くと、今日も更新なし!
すると、ふと頭に浮かびません?
一人だけ、取り残されてるな……。
まわりの親しい人たちが、コンテストなどで頑張ってたりすると、なおさらですよね。
何とかしたいけど、これ以上寝る時間を削ると、確実に死にます。
するとね、悪い考えが浮かんで来たりするのですよ。
わたし、同人誌やってましたからね。昔の小冊子を取ってあったりするわけです。
そのなかの、あいつが書いたの、あの人の作品、あれこれと……ショートショートならパソ打ちもあっと言う間だし……などと。
「誰もわかる訳ねぇ!」「バレやしねぇ!」「やっちまえよっ!」って、悪魔がささやくわけですよ。
そしてそして、さらに妄想はでっかく膨らみ、あの本を持ってタイムマシーンに乗れば、あっと言う間に、ベストセラー作家!
この本も、あの本も、あれとこれも――なんて思い浮かんで。
ベストセラー連発の印税生活だぜっ! なんて。
純文学から異世界ラノベまで、あらゆる文体を駆使する天才作家! なんて、きっと言われるのだろうなぁ……。
だけど、マスコミに騒がれてインタビューなんてされても、何て応えるんだ?
たぶん言っていることは、その本を読んだときの感想。その裏の本音は「本一冊分、パソ打ちするのが大変でした」だろうね。
やっぱり自分の書いた作品だからこそ、感想を貰うと嬉しいし、☆なんて頂いた時には小躍りするわけだし……。
書いてる途中は苦しいこともいっぱいあるけど、それでも自分の作品だからこそ楽しいのだなって――ハハハ
疲れていると、ろくなこと考えません。さっさと帰って寝ます。
あ~ぁ、明日もお仕事だ……。