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親父より、年上になりました。

もうすぐお盆ですね。
こう書くと、地方の人には「何を気が早い!」と言われそうですが、東京は新暦でお盆をやりますから、今月なのです。

わたしは両親を二人とも亡くしていますから、お迎えするのは親父さんとお袋さん。
今年も、子供と一緒に迎え火を焚くことになるのでしょうが、うちの子はキャンプファイアの焚き火か何かと勘違いしていて、ガンガン燃やしますから、きっと両親も迷わず来れることでしょう。(笑笑)

今年になって、ふとカレンダーを見て気が付いたのですが、親父さんが死んだ歳を、とうとう追い越してしまいました。

親父さんが亡くなったのは、わたしが小学校4年生のとき。
まだ子供でしたから、そうたくさんの思い出があるとも言えませんが、わたしの親父だけあって、やっぱり酒とタバコの好きな、お調子者だったのをよく覚えています。

野球が好きで、晩酌を片手にナイター中継でマジに怒るのは、わたしと同じ。
東京生まれの東京育ちのクセに、アンチ巨人の、国鉄時代からのヤクルトファンで、その血を受け継いだのか、わたしは生粋の広島ファンです。

初めてプロ野球を見に行った、神宮球場。まだ外野席は椅子がなく、芝生でした。
あの時は、親父さんはビールでわたしはコーラでしたが、もう二人で並んでビールがお似合いな歳になってしまいました。

親父さんと飲むビールの味は、どんな味がしたのでしょう?
今年は御線香と一緒に、キンキンに冷えたビールを供えてみようと思います。

3件のコメント

  • 近況ノートにたまに書かれるご家族の話、とてもいいなといつも思います。今回も、寂しさと笑いと、こうやって年を取っていくんだなという感じと申しますか。こうやって思い出してもらえたら、お父様もきっと嬉しいでしょうね。

    ところで、近況ノートやレビュー、ありがとうございました。
    今月は竹神さんに影響され、あんな感じになりました。褒めて頂きとてもうれしかったです。
    帆乃風さんの作品も、楽しみにお待ちしております。
  • あまり褒めちゃダメですよ。すぐ調子に乗りますからね。(笑笑)
    最近は仕事が忙しく、頭が現実逃避しているだけなのです。事実、このところ近況ノートを更新しているのは、普通の会社は早帰りの水曜日。一人で残業しての帰宅途中です。

    小説のほうは全く進んでないのですが……。
    書いている時間もないので、新しいプロットなど作っています。これがまた、どのコンテストの募集要項にも当て嵌まってなく、竹神さんに影響されて悲恋物っていうのがわたしらしいですけど。(笑笑)

    オレンジさんの『コップの中の漣』、子育ての大変さに面白さ、子供の可愛らしさが詰まった素晴らしい作品です。これに真剣勝負となると、今月が終わっちゃいそうですよ。(笑)
  • お仕事お疲れ様です。いつか新しいプロットが実を結びますように。
    それにしても竹神さん、影響力すごいですね!
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