穂村ミシイ

コロギは明後日までにどうしても手に入れたい物があった。その為に紹介してもらった情報屋に会いに行ったのだが、そこに居たのは一匹のネコだった！！？

【短編です。３万字程度で完結します。】 ◆あらすじ 　十年を掛けた人間と魔族の聖戦が終結した。 　これは魔法が世界から消えた後の話。多くの犠牲を出したメルーラの街に一人の少女が…

ある日、『日記ぐらい俺を覚えていろ』と書かれた日記帳を見つけてしまった。気になって中を開いてみると『何を書けばいいんだよ！』とたった一言。 俺を覚えていろと豪語していたじゃない！…

　僕は五年も付き合った彼女、さおりちゃんに今夜プロポーズをした。彼女の返事は『つまんない』ただ一言。まさかの事態だ。 　そこから僕の、プロポーズ大作戦が始まった。

　リンはとにかく焦っていた。どうしてもお金を手に入れなければならなかった。そんな時、一枚のバイト募集のチラシを目に入った。そこにはなんと、一週間で百万円の報酬と書かれていた。 　…

フリー記者、成田は自身の取った写真を週刊誌へと売りつけに行くが中々買い取ってもらえない。そんな時、今話題沸騰中の堂坂ライカに関する写真なら言い値で買うと言われ、意気揚々と彼女を付…

僕は偶然、話題の転校生の秘密を知ってしまった。彼女の脚には魚の様なウロコが幾つも生えている。 淡く切ない青春は、人魚にだってあるはずなんだ。

親友のタキに「大事な話がある」と呼び出しを受けたニシノとモリヤは彼の待つ居酒屋へと脚を運ぶ事になった…。

　梨香が目を覚ましたのは、薄暗い地下だった。コンクリートが囲むその空間には、左右等間隔に猫が通れるほどの小さなドアが付いているだけだった。自分がどうしてこんな所にいるのか、ここは…

　村には沢山の昔話、言い伝え、怪談があるけれど全部が全部、作り話って訳ではないんだよ？ 　平和で退屈な日常はたったの一瞬で、音も立てずに壊れていくんだ。 「さぁさぁサァーー！！今…

　彼女は明日結婚する。彼じゃない別の、愛してもない男と。 　巻き戻せない時間の中、彼女の後悔と彼の秘密が2人を歪ませる。想い合っているけれど、それを言葉にするのはとても難しい。…

藍玉銀様の自主企画【勢いで短編】参加作。 妖艶な遊女の言葉を2人の男はどう受け止めるのか。言葉とは難しい。真に彼女の言葉を理解できていたのはどちらだったのか、、。

〝現実は小説より奇なり〟そう書き出される物語はよくあるが、まさか自分に当てはまる日が来るとは夢にも思わなかった。主人公、ハクトは10年前にある男と約束をした。男の名前はハル。天才…