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シンメトリーの空 綾の夏休み編について

ここのところずっと番外編(風花過去編、テキサン来校編、綾の夏休み編)で、話数のわりに時間が全然立っていない本作です。

綾の夏休み編完結で、文字数が16万字を超えました。文庫2冊分です。

おかしい。当初の予定は文庫一冊分の文字数で終わらせる予定だったのに。

...それはいいとして、綾の夏休み編小ネタ解説をさせていただきます。

株式会社アンフライと改正航空法。人物から歴史、土地や建物などあらゆるものに元ネタがある本作で、これらは完全にオリジナルの存在です。

一応言えば、株式会社アンフライに関しては元ネタがありますが、かなり改変がくわえられて面影は何一つありません。

そして紫電改。

紫電改がアンフライ初の飛行機に選ばれた理由は劇中で説明されていますが、メタ的な話をすれば、「鶉野平和祈念の碑苑保存会・鶉野飛行場資料館/防災備蓄倉庫(紫電改 実物大レプリカ仮展示施設)」が元ネタとなっています。

はい。鶉野飛行場です。鶉野修の名前の元ネタです。

本作は筆者が実際にテキサンのレストアプロジェクトに参加した経験をもとに書かれておりまして、鶉野飛行場と紫電改実物模型も、プロジェクト繋がりで交流のあった「鶉野平和祈念の碑苑保存会」さんとの交流の経験が元ネタとなっております。

鶉野飛行場跡地には、かつて鹿屋基地で展示されていたSNJ-5(テキサンの海軍機版)も展示されているので、ぜひ訪れてみてください。

夏休み編終了で、いよいよもって最終章に入ります。

レストア部の最後の戦いが始まります。

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