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PIC SISTER! の10話までの更新と性癖の話について(その1)


習合異式です。

PIC SISTER! を8、9、10話まで投稿しています。

今作は時事ネタを汲んだ作品ではありますが「自分の性癖をガンガン詰め込もう!」という邪な考え100%で作り始めたお話でもあります。
その詰め込んだ性癖の内ひとつが『イヤースリーに突入したヒーロー』です。

アメコミヒーローモノといえばイヤーワン、自警活動1年目のオリジンがよくクローズアップされます。日本の特撮ヒーローも基本は活動1年目を描いた作品が非常に多いです(最近は例外も結構出てきましたが)。
しかし、個人的にはイヤーツーを終えた直後のヒーローモノが大好きなのです(2004年版アニメバットマン、マット・リーヴス版ザ・バットマン、サムライミ版スパイダーマン2等)。

イヤースリー、活動3年目にもなると、ヒーローの活動基盤や人間関係がしっかりできている時期です。活動方針なんかもほとんどは固まっていたりします。
そのため、ヒーローにより大きな苦難や苦痛、強大なヴィラン、頼れる相棒(サイドキック)を出しやすいという魅力があるのです。

アメコミへのラブレターとして小説を書く自分も、どうにか、そのイヤースリーのヒーローを描けないかと前々作の「フェイスマン」のころから頭を悩ませていたのですが、今回ようやく見合った設定が思いつき、実現させることができました。

あまりにも尖った性癖なので理解されがたい部分ではあると思いますが、楽しんで書いていきたいと思います。

最後にAIに描いてもらった鍵巣ヒオリのイメージ画像を掲載します。
AIイラストの欠点として、画風を統一できないという弱点がどうしてもでてしまいます。これからの技術発展に期待したいですね。

2件のコメント

  • イヤーワン大好き人間だけど、イヤースリーからって発想は無かったなぁ。

    でも活動慣れてきた時のヒーローの動きとかも好きだから、そういうの描きやすいのはたしかに利点ですよね
  • ヒーローとしての下地がある分、物語のギアを最初から上げやすいのはウェブ小説という媒体では大きなメリットですね。

    しかし、アイデンティティの確立や、協力者との関係づくり、コスチュームが出来上がっていく様子などはイヤーワンでしか出せない、トレードオフの魅力なので、悩ましい限りです……!
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