習合異式です。
PIC SISTER!を6話まで更新しました。
今回、6話ラストの描写をどうするかかなり迷いました。
本来のプロットではライナが一人で絵を描く予定でした。主人公一人が権能を発揮する所謂「〇〇しただけだが?」という奴ですね。
ですが、ライナを英雄ではなくアナキスト(活動家)として見た時どう行動するか。物語を『青春もの』として見た時にどちらが美しいかを考えた結果、更新内容の通りになりました。
結果的に主人公たちの絆が深まる描写ができたのと、現実世界における画像生成AI、とりわけオープンソースでAIを公開した技術者たちの「創作をオープンなものにしたい」という動きと、画像生成AIを嫌うライナの思想がほぼ同じものという、アイロニーを含んだ物語になって良かったなと感じています。
次回更新で1章は終了予定です。相も変わらずゆっくりめの更新ですが、お付き合いいただければ幸いです。
※画像は『Memeplex』にて『waifu diffusion』を使用して作成した、番櫛ライナのイラストです。ステインの画像を作った時に比べて、可愛い女の子を描いてもらうのが格段に簡単になりました、