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コメディーについて

現在執筆中の「最初で最後の最強コンビ」は、12年ほど前に某所で公開した、
正統派ホラー小説のスピンオフとして10年ほど前に書いたものである。
10年の間に現実社会も色々と変化を遂げており、それに沿って書き直しながら公開している最中である。
何故この作品なのかは、本編のホラーより「受けが良かった」だけの事で、
当時は苦笑いを浮かべる状況であった。
実際、ホラーは読み手によって受ける恐怖度はかなり違うだろう。
映画やアニメのような視覚的影響を受けないのだから個人差があって当然である。
それに引きかえ、今の日本はコメディー系が受けているように思う。
恋愛ものでも、どこか間の抜けた主人公や、いわゆるツンデレなどの需要が多数を占めているように感じる。異世界ものなどでもその傾向は強くみられる。
よって、この作品を載せようと思った。
世知辛い世の中だから笑いを欲するのか、社会的不安を忘れるために笑いを求めるのか、その辺の思いも個人差によるだろうが、重要なのは、笑いからは悪意を感じない。と言うのが一番ではないだろうか。
日本でも古くから寄席などが流行るのも、チャップリンをはじめ、無声映画の頃から作られたコメディーにしても、笑いが生活するうえで重要なのは確かであろう。
その分、難しいとは思うが、いつかは正統派ホラーを載せようと画策中である(笑

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