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「血染めの服」の主

黙示録の19章13節に「血染めの衣」という表現があった。


黙示録19章(正義の戦い)
11 またわたしが見ていると、天が開かれ、見よ、そこに白い馬がいた。それに乗っているかたは、「忠実で真実な者」と呼ばれ、義によってさばき、また、戦うかたである。
12 その目は燃える炎であり、その頭には多くの冠があった。また、彼以外にはだれも知らない名がその身にしるされていた。
13 彼は血染めの衣をまとい、その名は「神の言」と呼ばれた。


血染めの衣(服)に込められた意味を、こう感じた。

→ 鬼と戦う者、着飾る必要なし

血は、自身が流したメシアの血であるかに思えたが、戦いの「返り血」とも読める。

全世界を相手に、数々の勝利(王冠)を勝ち取っている主の名は「言葉」(ロゴス)であり、戦う大義は「井の神の言明」から生じている。

我々も、鬼と戦うに当たり、身なりなど気にする必要はない。

それは、血みどろにされた人類からの復讐であり、待望の服務なのだから。

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