• 歴史・時代・伝奇

殺生のない世界

人が肉を食べると、そのために必要な動物が屠殺される。

自然界では当たり前。

しかし仏教では殺生をするなと教えている。

この現実をどう捉えるかだ。

まず聖書から、人も動物も神の国が来ると「肉を欲しく思わなくなる」と読み取れる。

聖書は「ライオンも藁を食べる」と表記しているからだ。

それまで肉食も仕方がないが、実は福音書に解決策が書かれていた。

イエスの弟子たちは漁師であり、「魚」を食べていたからだ。

イエスの食事風景にも「魚」しか描かれていない。

日本の明治より前の時代は、イエスの食卓と同じ「魚料理」が主流であった。

それが、弟子の持ち込んだ文化だと理解出来る。

大和朝廷が来る前の日本では、ユダヤの伝統に沿って鹿やその他の動物が捧げられており、出雲系の諏訪大社にその痕跡が残されている。(御頭祭)

神の国が来ると、全世界の人々も肉を食べない体になる。

ホルモンが変化するからだ。

その時、魚料理が消えるかどうかは、まだ不明である。


コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する