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赤を分析する

「日本人は色を混同している」

そんな意見もあるだろう。

確かに、緑も青も「あお」と呼んだりする国民性。


資料:赤の語源
https://gogen-yurai.jp/aka-iro/

赤は明暗の「明か(あか)」と同一語源で、「暗(くら)」の「黒(くろ)」に対する語。
そのため「明らか」などの意味があり、「全く」「すっかり」などの意味でも使われる。
赤色を表す言葉に「朱(あけ)」もあるが、この「朱」も同一語源。
漢字は、中国で「大」と「火」を組み合わせて作られた字で、「大きく燃え上がる火の色」を表す。

(引用感謝)


しかし、「赤い夕日」と表現しても、「赤い朝日」とは言わない。

つまり「朱色」という分離があり、「主の色」は「朱色」としている。

日本国旗の太陽は「朱色」であり、「家主」(いえあるじ)の「イエシュ」(イエス)を表現しているわけだ。

契約の印肉も「朱色」だし、その点で色の分離を間違えてはいない。


「耀」(あかる)という文字が示す光の含みがある。


→ 明・るみ

これは「あか」に加え、英語の「ルミナス」が重なる。


【luminous】ルミナス
1.輝く、鮮明な。
2.派手な。


「あか」は「血色が良い」などの表現からも理解出来るが「血の色」であり、うっかりすると鬼が好む色だ。

そうした意味からも、

「あか」という発音は「アガペー」の意味である「あが」が訛った(混入した?)のではないかと思うのだ。

怪しい神から、「赤をよこせ」という要求があれば「阻止」すべきだろう。

それは「犠牲をよこせ」(赤子をよこせ)という世の神の要求であり、エサウの赤色は「人類を犠牲にします」と解釈されていたのではないかと思う。

「悪の粛清」を担当するモーセのシンボルなら、赤でも違和感が無いが、それが終われば旗色を変えるべきかも知れない。

その視点で赤を分析すると、
お勧めは「朱色」である。

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