あの時、そしてあの時・・・
私は過去を振り返り、鬼の操縦を思い出す。
聖書でも、
ダビデ王がサタンの操縦で不備な人口調査を行い、天罰と称する鬼の攻撃で、多くを死なせた記述がある。
王は後日、愚かさに気付いて反省したが遅かった。
以下はその事件の書き出しだ。
サムエル記下24章
主は再びイスラエルに向かって怒りを発し、ダビデを感動して彼らに逆らわせ、「行ってイスラエルとユダとを数えよ」と言われた。
「主」の正体は?
鬼だった。
歴代誌 第一21章
1 ここに、サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで、イスラエルの人口を数えさせた。
神に化けた鬼が、王を罪な行為へ誘い込んでいる。
こうした事例は、我々の日常に満ちているのだが、ほとんどの人が気付かない。
鬼は人の頭に「思い」をコッソリ流し込めるからである。
その時は「名案」と思わせて行動させるし、時には「衝動」の形で罪な行為をさせる場合もある。
「あっ!」
・・・と思うが、もう遅い。
この状況に気付かないと、周囲を巻き込み、自分も後悔する羽目に陥る。
頭に浮かぶ「衝動」・「名案」には注意しなければならない。