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月の光は何が足りない?

人類の歴史は戦いに明け暮れた。

聖書は、「人類全てがアダムの子孫だ」と教えているが、

それは百も承知で「悪化」し、大洪水を経てからも「セム・ハム・ヤペテ」は戦いの血を流し続けている。

なぜだろう?

「太陽の光」が無いと、見えない者がいる。

→ 鬼

月の光だけでは人に角が生え、夜叉のような行為をしてしまう。

太陽の光を得たとされる近代でも、数多くの戦争が続いて来た。

一枚目が去ったら、象徴的な「月の時代」であるため、「獣が徘徊できる」というのが最初に浮かんだ結論だ。

月明かりは「獣の世界」を提供しており、彼らは「昼」になるまで活動を続ける。


闇夜と月夜は鬼の独壇場。

鬼は獣のような人や政府に命じて、何度でも血を流す事が出来るのだ。

結局世界は、ある種の時間割で動いていたのである。

月の光に不足するものがあるとすれば・・・それは

「鬼への認識」。

獣の世界に浸っていると、鬼と神の見分けも出来ない。

※ 獣は肉食だけでなく、農作業で黙々と働く牛馬も含んでいる。(社会の雇われ労働者は、全員が獣である。)

「獣」に対し、経済的縛りを攻撃に使う鬼神。それも常套手段。

所持金ゼロ
https://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/d0b48401febf389d7ce2d96c4cff9841

気付いた人も、「孤軍奮闘」を続けるしかない。

朝が来なければ、社会全体が鬼と神の分離が出来ず、鬼の支配は終わらない。

その対策を模索する中、朝の近付く足音が感じられるようになった。

ヤコブのような後遺症は、今も残っているのだが。

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