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伸るか反るかを「のりと」で確認

「神道」という言葉は、実に的確だと思った。

人は、「神の道」を逸れないで進むのだが、鬼がそれを逸らせようとする。

何度も揺さぶりを掛けて来る。

先人は、「それでも道を逸れるな」と教えていたわけだ。

日本語も、そうした言葉に満ちている。


以下は「軌道に乗る」と捉えれば理解しやすい。


【伸るか反るか】
※ 伸るは長く伸びる、反るは反対側に反り返る。
成功か失敗か、一か八か。


次も、道を逸れないで進むのが主眼だと思う。


【法・則・典・範・矩】のり
*「宣る」の連用形から
1.則るべき物事。標準として。
2.法令、ご法度。
3.方法。
4.教化。
5.道程。
6.傾斜の程度。
7.差し渡し。


「のりと」という語は「祝詞」と書くが、英語のヒントからこんな意味が浮かんで来る。


【knowledge】ノウリッジ
1.知識、学識、学問。
※ 研究観察経験などから得てまとめた情報で、真理・事実として確立したもの。
2.知っていること、知るべき事、精通の知識。
3.認識、理解、識別。


神の前で確認し、人に読み聞かせる「ノウリッジ」こそ、「のりと」なのかも知れない。

人々が道を逸れないために・・・

私見ではあるが、
そう感じた。

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