京都市左京区、貴船エリアが出てきて「おっ!」と画面にくぎ付けになる。
拙作『神のまにまに』でモチーフにお借りした土地というだけなのだが、テレビという媒体で見ると、やっぱり嬉しいし無上の喜び。
まるで娘を褒められた父親の気持ち。
本作はヒロインですから、娘。
ちょっと行き過ぎてますね。取材旅行のし過ぎかもしれません。
でも取材旅行をしてモチーフを描いたからこそ、得られる喜びとも言えます。
ちなみに、番組冒頭タモリさんが最初にお邪魔していたのは「ふじや」さん。
当時は京アニ大賞に出そうとしていたホントに初稿の最初の最初、友人との企画会議でお邪魔しましたね。
夜遅くまで酒を飲んでプロット会議で騒いで申し訳ない事をしました。
でも真冬の平日だったので、私たち以外のお客は居ませんでしたとさ。
そのあとインサートで写った川床は、私たちも先月お邪魔した「ひろ文」さん。
こちらもなかなか広くて立派な川床でよろしかったです。
そういう意味では、申し訳ないが下流の鴨川に広がる四条の川床なんか児戯ですね。
単なる出っぱった木造テラスですよって言ったらアレですが。
ヒロイン娘バイアスがかかって、貴船は別格の土地になってしまったわけです。