コンテストの開催を知ったとき、面白そうだと思いました。文字数も800字から4000字。書きやすさに惹かれて執筆を始めました。最初は、ほのぼの路線で行くつもりでした。心温まる話というのがコンテストのテーマですからね。ところがどっこい。ふたを開けてみれば、かなり暗めなものになっていました。
こうなったら結末の役割が重要になってきます。幸せがしみる結末にするために試行錯誤し、完成させてから十日間ほど寝かせました。
思わぬ誤算があったのは応募受け付け開始日でした。投稿された作品の中に、自作のラストとだいぶ被ったものがありました。しかも、私のクオリティーより何倍も高い(汗)
同じコンテストに応募する以上、似た要素の作品はあるだろうと思っていましたが。同じ展開で圧倒的な差をつけられる作品と出会うのは予想外。だからこそ、気付いた後の行動は早かったですね。先に投稿していなかったことが幸いしました。
ラスト十数行の書き直しと、登場人物のセリフの追加。修正するからには、初稿よりも格段に良いものにしようと思いました。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428588623053味わいに深みが増した「決心の一杯」を、心ゆくまでご堪能ください。
すでに読まれた皆さま、幸せに浸ってくださりありがとうございました。