最新話『第134話 相容れぬものの共闘』更新しました!
嵯峨はランに『廃帝』と手を結ぶ可能性のある勢力を尋ねた。
それに対し、ランは嵯峨の思う相手とは違う勢力を言った。
嵯峨はそれは『廃帝』の理想とする遼州人の支配する世界と相容れない理想を持つ勢力の名を挙げた。
『ネオナチ』には一人の切れ者が居た。
彼はあの『ビッグブラザー』の追及を逃れることが出来るただ一人の存在だった。
誠が解決した『近藤事件』で決起した近藤を使い捨てにしたのもその男だと嵯峨は言った。
その男は『近藤事件』で法術師の威力偵察に成功し、『廃帝』は法術師が大手を振って歩ける世界を手に入れた。
この二つのつながりについて嵯峨は危険視していた。
ランは『近藤事件』は『廃帝』と『ネオナチ』の勝ちだったのではないかと言った。
嵯峨はまだまだ取り返すことは出来ると言って策を練った。