『海の上の白い猫』は、もともと構想にあった豪華客船の旅の途中という設定から、今年のイエローモンキー下町組のロンドン視察や、かつて自分が独身だった時代のVTRで観たレコーディング風景など、行ったことのない海外の大らかな空気を想像しつつ、現在の要素を取り入れて出来上がりました。
書いていると、いつものことですが、経験と妄想が入り乱れ、終盤の安部くんがスマートフォンを開くシーンでは、脱線して妙に切ない思いに駆られてしまいました。
(作者がスマホデビューしたのは3年程前のことだったでしょうか…因みに、私はパソコンを持っていませんので、執筆はスマートフォンを使います。)
私の捏造した安部太志という架空のキャラは、あのギタリストのアベフトシとは全く関係ないのに、描くほどに思い出の面影に寄っていってしまうから不思議で、また続きを書きたくなる…
しかし、シリーズのタイトルは、黄猿探偵の事件簿です。黄猿キャラの登場率を戻しつつ、本格ミステリーの要素も取り入れてパワーアップしていけたらと考えております。
読んで下さった方々、今回もありがとうございました♡