終わりの始まり――少し気取ってしまいましたが、タイトルの通りです。
恐ろしい位に長編となった九尾シリーズですが、キャッチコピー及び過去のノートでの宣言通り、第五部を最終章といたします。
もちろん宿敵・八頭怪(+α)との闘いの行方を描く予定ですが……源吾郎君の恋愛模様にも目を向けて頂ければ幸いです。
※外伝の方でネタバレしている気もしますが、まぁそれはそれです。
幕間は全5話の構成ですが、「浮かれ学生のサークル奇譚」には主人公の源吾郎君が登場しませんのでご了承くださいませ。その代わり、幕間のみ毎日更新でございます。
どうでも良い蛇足:八頭怪兄貴は「おのれ、人間の癖に」「これだから人間はダメなんだよね~」みたいな悪役人外が言いそうな人間蔑視発言は行いません。
というのも、彼は「あは、所詮は地べたを這いつくばるしか能のない哺乳類だもんね♡」「哺乳類ごときがおこがましいんだよ」と哺乳類全般を蔑視する発言を行うからです。
というか鳥類ってそう言う所があるから仕方ないね。