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拙作での妖狐のイメージ

 物凄く今更感はありますが、拙作での妖狐たちのイメージを書いておこうと思います。ベースはやはり日本・大陸の伝承ではありますが、そこから独自解釈もありますからね。後は動物としてのキツネのイメージも織り込んでいますし。

・基本的に同族(妖狐)同士の結束が固い。この傾向は何世代も妖狐だった個体群で特に強い。動物のキツネから妖狐になった個体では、単独行動が多いかもしれない。
・結束が固いがゆえにやや排他的・選民主義的な側面も持ち合わせる。他種族から「お高く留まっている」と思われる事もあるかもしれない。また、裏切り者には容赦せず罰を与える所から、残忍とされることもあるかもしれない。
・妖狐=好色ではない。もちろんそうした個体もいるかもしれないが……あくまでもそれは種族ではなく個体ごとの傾向と言える。
・そもそも拙作中に出てくる女妖狐たちに、所謂「女狐的な」女妖狐は少ない気もする……

1件のコメント

  •  キツネの子別れは確かに有名ですね。確かに、動物が妖怪化する場合は子供~大人でもごく若いうちなので、単独行動したがるのは理にかなっているかもです。
     第四部ではキツネから妖怪化した妖狐についても言及しております。それこそ、米田さんはキツネから変化した妖狐ですからね。

     島崎家は少なくとも妖狐として四世代は経ておりますので、ナレギツネ的な群れで暮らす気質が出ていると思われます。私自身、源吾郎君の親兄姉や叔父叔母たちなどについて、何となく「群れ」的な雰囲気を感じております。
     実際、動物のキツネも年長の個体が弟妹の面倒を見る事もあると言います。長兄の宗一郎さんが源吾郎君を息子のようにかわいがっていたのもそう言う……

     源吾郎君が一番女狐らしいのはほんと草
     強いて言うなら女狐っぽかったのはサヨコさんなのですが、彼女は仕事での振る舞いなので、ビジネス女狐な訳ですし(謎)
     米田さんと結婚した後の源吾郎君、振る舞いが初々しい若妻になってそうなんですよね(謎の断言)
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