物凄く今更感はありますが、拙作での妖狐たちのイメージを書いておこうと思います。ベースはやはり日本・大陸の伝承ではありますが、そこから独自解釈もありますからね。後は動物としてのキツネのイメージも織り込んでいますし。
・基本的に同族(妖狐)同士の結束が固い。この傾向は何世代も妖狐だった個体群で特に強い。動物のキツネから妖狐になった個体では、単独行動が多いかもしれない。
・結束が固いがゆえにやや排他的・選民主義的な側面も持ち合わせる。他種族から「お高く留まっている」と思われる事もあるかもしれない。また、裏切り者には容赦せず罰を与える所から、残忍とされることもあるかもしれない。
・妖狐=好色ではない。もちろんそうした個体もいるかもしれないが……あくまでもそれは種族ではなく個体ごとの傾向と言える。
・そもそも拙作中に出てくる女妖狐たちに、所謂「女狐的な」女妖狐は少ない気もする……