男の子同士だったらライバル同士でバチボコやり合って絆を深める事が出来るみたいですが、あやかし学園ではその手はちょっと難しいですね。六花ちゃんも京子ちゃんも可愛い女の子なので。あやかし学園での二人には中の妖なんていないから(震え声)
さて、今回もちょっと解説を入れようと思います。
・シューベルトの鱒:若い女性が男に騙されるという寓意が込められた歌であるというのは本当の事です(念押し)
して思うと、釣り人が鱒を釣り上げた時に「私」が烈しく憤っているのも(邦訳では「むごしと我は憤れど」とある)ごくごく自然な事になりますね。
・純粋な光を宿す翠眼:英語圏では「緑の目をした怪物」と言う言い回しにて嫉妬を表現する事があります。
六花ちゃんは翠眼の持ち主なのですが、敢えて「緑の目をした怪物」をもじり、嫉妬の念を抱いていない事を強調するために「純粋な光」と付け加えた感じですね。
何と言うか、京子ちゃん芸術家肌だなぁ……と思いました。
次の次の話から、物語に大きなうねりを持って行きたいです。