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【ファンアート】猫を抱く雪羽君(+解説)

 皆様こんにちは、斑猫です。
 今回ラヰカ様より雪羽君のイラストを頂きました。珍しく男の子の姿ですが、本編ではずっと男の子の姿ですね(笑)
 実は外伝やラブコメでも、源吾郎君よりも女子変化はやや少なめだったりします(当社比)
 ラヰカ様、本当にいつもありがとうございます。

 解説としましては……雪羽君のライバル的振る舞いについてですね。
 ライバルにも幾つかの種類があるのですが、雪羽君は完全に好敵手タイプなんですよね(最初期は怨敵タイプもやや該当しますが)
 実は雪羽君が登場するまで、源吾郎君と対等な存在やライバルポジのキャラっていなかったんですよね。新入社員と言う源吾郎君の立場上、周りは「上」ばかりですし。当初は妖狐の珠彦君がライバルかな……と思っていた時期もあったんですが、どちらかと言うと兄ポジになっていましたし。
 源吾郎君に対抗しうる実力を持ち、尚且つ精神年齢的にも近しい存在。そう言った意味でも、雪羽君はライバルに相ふさわしい存在だったんだなと思います。
 攻略後もかませ犬みたいな可哀想な事にはならず、きちんと主張してくれますし、二人でお互いの魅力・特性を引き立てていますし……やっぱりもう一人の主人公ですね。

1件のコメント

  •  源吾郎君と対になる部分はかなり多いですね。半妖か純血の妖怪かという出自のほかに、所謂きょうだい型も真逆になりますからね。源吾郎君は典型的な末っ子気質ですが、雪羽君は兄気質なので。実際には雪羽君の方が弟分に収まっている(?)節もあるので、そこもまた余計に二人の関係の複雑さを見せているかもですね。
     実は九尾シリーズの中では、近しい間柄での兄弟/姉妹関係は彼らの他にも二組あるんですね。内訳としましては
    ・峰白様と紅藤様(紅藤様の方が強いものの、峰白様を姉として慕っている)
    ・萩尾丸先輩と青松丸先輩(穏和な青松丸先輩が弟分に収まる形になった)
     という物でして、源吾郎君たちの関係性はある意味第三世代かなとも思ってます。
     萩尾丸先輩も二人を指導しつつ、実は彼らの関係性を羨ましく思っている節があるのかなと近頃は思います。

     わがままで悪さをしたんだから何がしかの理由はあったんだろうな……と思っていたら、彼の過去が見えてきたという塩梅です。
     源吾郎君と雪羽君が仲良くなるというのは初期案でもありました。ただ、その時はイベントとして「戦闘訓練を重ねて源吾郎君が勝利」→「雪羽君が凹んでいる所に八頭怪襲来」→「ここで共通の目的(八頭怪打倒)を得て仲間意識が芽生える」と、かなり単純な物だったんですね。
     ですがいつもの癖(?)で色々な事件が発生する運びとなり、より相互理解を速めた感じになりますね。カタルシスは……これはもう第八章を読んでいただければ明らかになると思います。
     源吾郎君も雪羽君も「可愛い」と言う表現はOKですよ。既にコメント欄で二人とも何度も「可愛い」と書いてありますので(爆)
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