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九尾シリーズで気付いた事

 皆様こんにちは、斑猫です。
 九尾シリーズ第八章は雷獣の雪羽君に焦点を当てたお話なのですが……図らずとも鵺のイメージが込められているんやな、と気付きました。
 鵺と言えば一般的には猿の頭・狸の胴・虎の手足・蛇の尾を持つとされているのですが……この四種の妖怪たちが作中には登場しているんですよね。
 時雨君の付き妖だった「狸」娘。
 蠱毒の錬成を企てる「蛇」男。
 医者である「猿」医者。

 最後の虎に関しましては、こじつけになりますがカマイタチの少年ですかね。彼自身はイタチなのですが、カマイタチは実は窮奇と当て字されることもありまして、この場合は「翼を生やした虎の姿」が伝わっております。
※窮奇には角のある牛の姿もあるにはあります。
 つまりは雷獣と鵺は切っても切れない関係にあるという事ですね。

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