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拙作での妖怪の描き方

 皆様こんにちは、斑猫です。
 この内容は外伝とか別の作品にも書くかもしれないんですが、九尾シリーズ等々でどのように妖怪を描いているかについてですね。まぁ独自解釈ですが。

・人間と対比して妖怪=悪ではない
→そもそも九尾の末裔シリーズは妖怪サイドのお話ですからね。どう考えてもネームドキャラの大半は妖怪ですし。
 妖怪は「不思議な能力を持つ生物」みたいなスタンスで執筆しておりまして、存在そのものが善または悪みたいな考えではないのです。無論彼らの中にも悪事を働く者もいるにはいるんですが、真面目に生活している者も多いわけでして……
 ちなみに妖狐も善狐・野狐(悪狐)という区分けはありません。作中で野狐と記してはいますが、あくまでも「稲荷神に仕えていない妖狐(人間で言えば民間企業勤め)」みたいな感じで受け取っていただければ。

・人間への脅威度=その個体の強さでもない
→強い妖怪ほど人間に対して中立(無関心)だったりするので、むしろ人間社会への悪影響は小さいのかな、と思われますね。
 雷獣の雪羽君を例に挙げてみましょうか。
 彼は作中で「強いし暴れん坊」みたいなイメージはありますが、あくまでもそれは他の妖怪たちの持つイメージなんですよね。人間に対しては割と無関心だったりします。
 というか強い妖怪が人間に敵対的だったら人類亡んでますからね、あの世界観では(震え声)

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