300フォロワー突破です、ありがとうございます!
 100人までが13日、そこから200人までが9日かかったことを考えると、次が3日でというのは非常に早いペースですね。明後日には400人を超えたりして(笑)。
 まあ夢想はさて置き、久々のネタ話です。自分用のメモにちょっと手を加えただけなので、読みにくいかとは思いますが……ここに力を入れるより、本編執筆に全力を傾けたいので、ご寛恕のほどを。

⑤種族について
 18話で言及されていますが、人族以外の『人間』は5種族。
 普通は6種族全てを含めて『人』『人間』と呼称しますが、人族の中には『人』『人間』とは自分たちだけであり、他は『亜人』と呼ぶべき別種族と思っている者が多く存在します。

・人族(ヒューマ)
 特徴がないのが特徴、と言わんばかりの可もなく不可もない能力の種族です。ただし他種族に比べて権力や土地への執着が強く、自己顕示欲や承認欲求が高いわりに同調圧力への抵抗力が低い、『病原菌のような』(ある精族の表現)性質を持ちます。
 平均身長は男性175cm/女性165cm。寿命は70年程度ですが、幼児死亡率が高いため平均寿命は50年くらいに留まっています。15歳で成人と見なされますが、結婚適齢期は20歳程度とされています。
 ただし初代勇者が消毒や殺菌の概念を伝えていますので、産褥熱での妊婦死亡は激減しています。功績だけ持ってかれたセンメルヴェイス博士はちょっと気の毒。

・獣族(セリアン)
 獣の耳と尾を持つ種族です。人族に比べ体力や五感に優れる反面、物事を複雑に考えることが苦手で、我慢がきかず魔術に対する適正も高くありません。祖とする獣ごとに氏族を形成し、姿も気質もばらばらなので、種族としての数は多いものの統一された集団と見なされていません。
 牛や馬など大型動物の祖を持つ者は人族より大柄ですが、鼠や兎など小動物の祖を持つ者は侏族並みに小柄です。種としての寿命は50年程度で、成長が早いためか幼児死亡率は低めです。12歳で成人と見なされ、35歳くらいから老化が始まります。

・精族(アールヴ)
 長く尖った耳と華奢な体を持つ、いわゆる『エルフ』に相当する種族です。非力で脆弱な反面、俊敏で感覚が非常に鋭く、物事を直観的に理解する能力に優れます。しかし精神面でも打たれ弱い部分があり、こと生死に関わる局面であっさり諦めてしまう儚さを有します。
 平均身長は男性170cm/女性155cm。成長は緩やかで25歳くらいまでゆっくりと体を育てていきますが、成長しきっても幼い容姿の者が多く存在します。寿命は存在せず、怪我や病気で死なない限り老いることなく永遠に生き続けます。しかし齢を重ねるごとに人の世の移り変わりに興味を失い、やがて植物のように穏やかで変化のない生活を送るようになっていきます。

・妖族(イブリス)
 頭部に1~3本の短い角を有し、褐色の肌を持つ種族です。やや線が細いものの器用で柔軟、非常に理知的で強固な意志を持つため、魔術師として大成する者が多く存在します。独自の文化を持っており、生命樹教会の教えに懐疑的なため、聖職者がほとんど存在しません。また他種族に比べ極端に運が悪く、不慮の事故や病気で亡くなる者が多いのも特徴です。
 平均身長は男性185cm/女性170cmと長身の種族です。15歳で成人とみなされ、寿命は約150年ほどですが、天寿を全うできる者は多くありません。老化が遅く100歳を過ぎても若々しい外見を維持しますが、厭世的になり隠遁生活を送る者が多いようです。

・厳族(ヨトゥン)
 筋肉質の巨体を持った種族で、飛び抜けて高い体力を有します。反面その動作は非常に鈍く、また知性や感情の機微というものに重きを置いていないため、接した相手には木石を相手にしているような違和感を与えます。しかし同時に精神面ではけして揺らぐことなく、ひとつのことにこつこつと取り組むことを得意とします。
 平均身長は男性220cm/女性200cm。身長に比して体重も多く、肥満の者はいても痩身の者は全くと言っていいほど存在しません。成長が遅いため20歳くらいまでは成人と見なされませんが、他種族が彼らの年齢を推し量る困難です。なにしろ10歳くらいで既に、人族の大人並みの身長と容貌をしているのですから。寿命は200年ほどと言われていますが、当人も周囲も年齢を覚えていないことが多く、あやふやです。

・侏族(ドゥリン)
 人族の子供くらいの見かけで、先端の尖った耳を持つ種族です。見た目どおり非力ですが恐ろしく俊敏で、とても器用です。享楽的な性質で思索よりも目の前で起こるなにか素敵な物事を追うことに夢中になり、しばしばトラブルの種を生みます。そのくせ悪運が強く当人だけは無事だったりしますが、彼らの脳天気な笑い顔を見ていると怒る気持ちも失せるでしょう。
 標準的な身長は男女ともに120cm前後。ただし下振れが大きく、100cmより育たない者も珍しくありません。幼い容貌は10歳前後から変わらず、その頃にはなんとなく一人前と扱われるようになります。80年くらいは生きると言われていますが、若い内に定めた目標にけりをつけた侏族は、誰にも知られずフッといなくなるのが習わしなので、当てにはなりません。