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目白不動~東京五色不動、コンプリート~

ちょっと仕事が忙しくて、相も変わらずバタバタしています。
……おかしい、週3日勤務のはずなのに、なぜこんなにばたばたなのか。

そんな頭の中に常にクエスチョンマークが点滅する日々の合間を縫って、目白不動に行ってまいりました。

場所といたしましては「恐れ入りやの鬼子母神」、などと詠われる付近で、高田馬場や早稲田大学、学習院付属中高がある一帯です。

洗い髪が芯まで冷えて 赤い手ぬぐい 神田川、ですね( ゚ω゚) カタカタカタ←昭和

だいたいこの辺り、東京大空襲で焼けてしまっているのですが、神社仏閣は焼け跡に再建されていたりするので位置関係はそうそう変わっておりません。そうはいっても「江戸名所図会」に描かれた目白不動を見てみますと、当時どうも周りは畑が広がっている武蔵国の風情そのままです。

そもそも江戸の五色不動は、主要な街道に沿って徳川家光公が定めたとか云々。
この辺りの歴史がどうだったのか、五色不動の中で今もにぎわい続けている目黒不動尊のHPで確認し見たところ、……目黄がもう一か所あることに気付いて目ん玉スッポーンと飛び出しました。

私が参詣したのは三ノ輪の目黄不動尊で、もう一か所、江戸川の方にあるらしいです。どうしようかな、と迷う暇はなく、実は既に次の取材を開始しております。

矢継ぎ早のトコロテン、五色不動につきましては後日、目黒不動尊の写真を紹介するに留めまして、さくさくと取材も新たな章に移りたいと思います。

写真の紹介といたしまして、下部、目白不動尊の近くには東京の路面電車、都電荒川線が走っております。
江戸時代からの桜の名所、飛鳥山も通るこの路線、鬼子母神の近くも通って地元ローカルの雰囲気を十分楽しむことができます。こんな雰囲気もまた、東京の一つの側面なのです。
お時間ございましたらのんびり路面電車旅などされてみるのもよろしいかと存じます。

そしてスペースが余りましたので、亀谷万年堂の柏餅の写真を貼っておきます。
……この和菓子屋はチェーン店なんですが、HPに掲載されていない饅頭がうちの近くの店舗で売られておりまして、どうもそれが江戸の大福(『墨堤の桜餅補記:江戸の和菓子に大福は含まれない』https://kakuyomu.jp/users/gonnozui0123/news/16816927859504674195)の面影を残しているようで、忘れなければ近いうち、それを買ってきてこちらでご紹介してみようかと思っております。

*画像は国立国会図書館デジタルコレクションより引用しています。
江戸名所図会 7巻. [7] https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2563386/58

2件のコメント

  • コンプリートしたんですね。
    おめでとうございます。

    わぁ、目白って書いてあります。不動堂の佇まい、いいですね。
    路面電車がかわいらしい。ゆっくり旅がしてみたいです。

    柏餅の桃色って初めてみました。
    艶っぽくて美味しそうです。

    葛西さま、楽しませていただきました。
    ありがとうございます。
  • 星都さま

    ピンクの柏餅は味噌餡で、私の好物なのです。
    草餅が粒餡、白い餅がこし餡となっています。

    地方では路面電車が観光の対象になっていたりしますが、東京にも路面電車はあるのです。民家の軒先を擦りながら走っております。
    海外ですともっと近代的な交通機関の体裁をしていますが、日本の路面電車も良いものです(*´ω`*)

    コメント、ありがとうございました!
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