いつもありがとうございます。ワタリです。
『真夜中の甘やかし〜孤独を癒すご褒美スイーツは摩訶不思議な厨房から〜』
完結いたしました。
産科医療 × スイーツ × 現代ファンタジー
私以外誰が楽しいんだ?という感じの組み合わせでしたが(私が書くものは大体いつもそうだが)無事に書き切ることが出来てほっとしています。
今でこそリモートワークが当たり前になった会社に勤めていますが、
数年前までは私も千昭のように連日残業連日最終電車に駆け込むような生活でした。
自宅の最寄り駅に着く頃には日付が変わり、開いている店と言えばコンビニのみ。
そこでスイーツやアイスを買って帰ることだけが一日の中で唯一癒しのひと時でした。
そんな社畜環境から生まれたのが本作です。
そのまんまですね(笑)
主人公・榛名千昭と少しだけ似た境遇の
しがない会社員である作者ですが、
本作の登場人物の中で最も気に入っているのは
たぬきの一吹くんです。
「一吹くん、いい男だなぁ」
「たぬきが可愛い」
と、コメントやレビューをいただけたのが本当に嬉しかったです。
★やレビュー、コメントも日々の執筆の励みとなっていました。
一話ごとに感想をいただけることも小説を書き始めてから初めての経験で、暗記せんばかりに何度も何度も読み返しました。
また、丁寧にこの物語を掘り下げてレビューしてくださった方もいらして胸が一杯でした。
何度言っても足りないぐらい
本当にありがとうございました。
この物語を書くにあたり
登場人物と同じ境遇にいらっしゃる方、当事者の方を
いたずらに傷つけるような話の運びになっていないか
ずっと自問自答しながら書いていました。
この流れで書き進めて良いものか、
物語のために消費するような書き方になっていないか、
何度も振り返り自問し、自戒して書き上げた作品です。
私の力不足で読んでくださった全ての方が納得できるような展開ではなかったかもしれませんが、ほんの少しでも楽しんで読んでいただけたら嬉しく思います。
さて、次回作について。
『廃業寸前の農家、異世界で救国の女神となり光の騎士王と愛と野菜を育む日々』の執筆を再会いたします。
今書き途中のものを完結させるまでは
新作を書かないことを今年の目標においていまして、
書きたいものは沢山あるのですがネタ帳にとどめて
まずは鳩子とバルドールの結末を目指します。
もし別の作品にご興味持っていただけたら、
時々『廃業寸前の~』も覗きに来てくださると嬉しいです。
今年のGWは『真夜中の甘やかし』を完結させることに全てを注ぎました。
やっと少しだけ心置きなく休めます。
残り2日!
10連休だったはずなのに!
明々後日からまた馬車馬のように働くの!?
(そうだよ)
それではまた~