前回の近況ノートに書いた時代の日記を読み直しました。
そうしたら、態度はめちゃめちゃだったものの、当時、言葉で、大切な部分はきちんと話せていたようです。
話すことで軽蔑されると言っていた彼女に対して、するわけないと伝え、話した後にも軽蔑されると言い、相手が同性であることを気にする彼女に対して、
「同意でそういう風になったのなら、それはそれで同意だからいいだろうし、でもそうじゃないんだからあなたは被害者でしょ、あなたが悪いわけじゃない」
と言った、とありました。軽蔑するはずがないと。その言葉に彼女が納得した、その後彼女が楽になったようで明るく話せるようになったという記載までありました。
そこまできちんと言えていたのか、と安心しました。
ただ、秘密の共有をしたことで、彼女がなついてきて、ひっついてきて、距離が近くなってかなり混乱して避けまくったこと、一か月もしないうちに向こうに好きな人ができたこと、泣かれたことなどもやっぱり書かれていて、だいぶ感情のコントロールに苦労して振り回していたようでしたが。
大昔の日記を読み返すと、色々な発見がありますね。
彼女を好きになる前と、なった後で、日記が完全にガラッと変わってしまっていました。私にとって、あの恋愛というのは、人格が変わってしまうような出来事だったんです。
私は、ただの百合というより、成長ものとしての百合を本当は書きたいのかもしれませんね。
でもとりあえずは、最後に幸せな気分になれる百合が書ければいいかな。