最近、小説を書いていて、増えてきたんですよ。
「平仮名のほうがイメージが柔らかいから、平仮名にしよう」
ではなくて、
「あれ? どの漢字を使うんだったっけ? 分からん……とりあえず、平仮名にしとくか……」
っていう理由で平仮名を選択することが。
これはまずいなぁ。
漢字検定の勉強でもしようか……と思い始めました。
そこにきて、小四の息子の漢字の勉強サポートの工夫をしてみたい! 面白そう! という気持ちが強くなっていて。
息子は、平仮名、片仮名ですら、スムーズには書けなかったりします。鏡文字になってしまったりするんです。
ディスレクシアの子にどうやって字を教えるか……というのも、勉強するのが面白くなってきていまして。
「書く練習って、字を読めてからでないと意味の分からない絵を写すだけになるのか。そう言われてみりゃそうだ」
となったのが、五月ごろ。
「書けなくても読みをとりあえず進めてみよう」
という方針をたてて、色々やってみることにしました。
触るグリフだったり、アプリでの漢字読みだったり、色々試したいものは他にもあり、お金のかからないものから順に、同時並行で色々やっているのですが、少しずつ成果は出てきていて。
今日は息子の「音読の宿題がよく出ている」国語の教科書に、私が漢字を書き入れていく、という作業をしました。(息子の了承は得ました)
教科書って、その学年で習わない漢字は平仮名に開いてありますよね。そこに漢字を振っていって、大人になったら読むような普通の漢字を、音読の宿題がある今のうちに、目に入れるようにしておくのです。
覚えたら、漢字で読むほうが息子は楽なのではないか? と思うのです。
「じ石」。
これ、前後の文脈を読まないと「耳石」なのか「磁石」なのか分からず音読できない。けど、「磁石」って書いてあれば、文脈読まないでも漢字から意味が取れますからね。
ええ。小学校の国語の教科書に、今日は二時間以上取り組みました。
間違えた漢字書いたらまずいし。
「この漢字……どっちだったっけ」
の問題が噴出しまくり、辞書引きまくりです。
「テレビ画面にうつし出されています」……これは、映し出された、でいいにしても、画面をアップでうつす撮り方を……この「うつす」は、「映す」? 動画を撮っている段階では「写す」??? どっちにしたらいいんだ~~!! って悩みまくりました。
「漢字使い分けじてん」というものも自分用に買っており、少しずつ読んでいっているのですが。自分で思っていた以上に、迷うこと迷うこと。
辞書は、特性のある子でも比較的捉えやすいと言われる、ユニバーサルデザインフォントを使った小学生用の国語辞典を息子用に買ったので、それを引いているのですが、自分用に新しい辞典が欲しくなってきました。
中学・高校の漢字もちゃんと載せてくれて、さらに……「老眼対応のもの」を……。
しばらく漢字のお勉強にハマってしまいそうです。
息子に効かなくても、私自身が勉強必要だからね。
小説も、ちゃんと書きます……!