・ルミネスキは、もとはジプシーたちによる月女神信仰の地だった。その地に勾玉の光に導かれた黄金王が現れ、月の女神を滅する。
・マイラは月の女神が滅したことがきっかけで不死の存在となり、現在は錬金術師として女王に信頼を寄せられているが、謎が多い。
・黄金王に見初められた黒髪の女を妬み、城での華やかな生活を望んだ月の信仰者の娘は、死後オーデル公として生まれ変わり、愛のない冷たい城での生活を送る。
・黒髪の女は月の女神信仰者だったが、次はルミネスキの王として太陽神信仰者で月の女神信仰を迫害する立場に生まれ変わる。その後、時が経過し、またルミネスキの女王として生まれ変わるが、複雑な前世の記憶に翻弄される。
・シャロンは本来の王位継承者であったルミネスキの王子の王子妃だったが、黄金王が継承者とした他国の王子の王妃となる。その後、時を経て生まれ変わり、ルミネスキ女王に仕えるようになるが、前世の夫である女王に特別な感情を抱いている。女王も一希求兵に過ぎないロイに目をかけるのは、二人が前世に愛情関係にあったことが理由である。