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反発は、理屈ではなく現実だ

日本維新の会の馬場伸幸共同代表は4日、参院選に向けた京都市の街頭演説で、党公認の女性候補の名前を言い間違えた後に「あまりにかわいいので間違えた。今ちょっといらんこと言いかけた」と発言した。記者団に発言の意図について「間違ったからちょっとリップサービスをしないといけないと思って申し上げた。容姿を言ったわけではない」と釈明した。(京都新聞)

選挙が近いので、政治的立場の異なる政党に対するネガティブキャンペーンのような報道も出てきます。

それはともかくこの記事に対して「容姿を貶したのならともかく、褒めているのにマスコミが叩くなんておかしい。」という意見がヤフーニュースのコメント欄に見られますが、記事のいいたいことをくみ取れていない。

問題の本質は――特定の女性の容姿を褒めると、それ以外の女性の容姿を貶したように受け止められ、不快感を与えることになるので公の場では口にしないほうがいい――ということだと思います。

仮にわたしが、若くはなく容姿にも自信のない女性候補だったら少し嫌な気分なりますね。「じゃあ、アタシはどうなのよ」って。男性と違って女性の容姿はイジっちゃだめなんですよ。それはもう理屈じゃない。

2件のコメント

  •  実際「可愛い=見た目の可愛さ」になりやすい世の中で、うかつな発言ですよね。身内の足をも引っ張りかねない。
  • Y.Tさん

    そうそう。
    若い女性(問題の候補者は35歳らしい)には、とりあえず「かわいい」と言っときゃリップサービスになると思ってる時点で、大間違い。
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