「おろち」「漂流教室」など、恐怖漫画の第一人者として知られ、ギャグ分野でも「まことちゃん」を大ヒットさせた漫画家の楳図かずお(うめず・かずお、本名・一雄)さんが10月28日午後3時40分、胃がんのため死去した。88歳だった。(読売新聞)
世代的には「まことちゃん」です。幼稚園児を主人公に据えたギャグ漫画で、「クレヨンしんちゃん」の元ネタといっていいでしょう。方向性はかなり違いますが。
生理的嫌悪感をかき立てる画風で、楳図かずおさんのホラー漫画はめちゃ怖かったイメージがあります。子どもの頃の私はびびって手に取れませんでした。
高校生になってはじめて読んだ「漂流教室」は衝撃的で、このときはじめてSFを描く人なんだと再認識したことをよく覚えています。唯一無二の個性をもった漫画さんでした。残念です。