断罪された記憶喪失令嬢とヤンデレ皇太子の、愛され帝国革命!
https://kakuyomu.jp/works/822139836962146010☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
愛され帝国革命は、シャルのおかげで今はだいぶ空気が明るいのですが。
もっと軽やかに楽しめる物語が書けたらな、と思う瞬間があります。
私の作品に絡みつく陰鬱で重い、このダークな空気。
これって一体何の影響なんだろうな…?
と考えて、気がつきました。
きっと好んで読む作家さんの影響です。
最近好きな作家さんと言えば、まず辻村深月さん。
でも辻村さんは、普通の人間が日常の中で持つ心理の怖さを描いた作品が多いですよね。
死の空気を強く感じる話(冷たい校舎の時は止まる、とか凍りのくじら、かがみの孤城もかな)は多いものの、血や戦いの要素はそんなにありません。
ちょっと違います。
角川ビーズログ文庫。
この影響は少しあるかもしれません。
が、恐らく…血や死の価値観で一番影響を受けたのは、地味に読み続けてる作家さん。
西尾維新さん…!
の、物語シリーズ…!!
飛び散る血や死体は普通に出てくるし、確か臓物も出てくるし、吸血は日常行為だし、なかなか、非日常な描写が多いんです。
殺し合いに次ぐ殺し合いがライトに行われます。
阿良々木くんなんて何度死にかけたか。
あ、このシリーズに出てくる死体の余接ちゃんが私は好きです。
ああ、好きなキャラからして残酷描写。
このシリーズが、私の感覚を麻痺させてしまったのだろうな…と分析したのですが、これではまずい。
私の感覚、一般女性からかけ離れている可能性がある…!
この先のこの話の展開、なかなかグロテスクなシーンがあるんです。
修正かけないと、男性読者のかたには耐えられるかもしれないけど女性読者にはつらい。