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小説の語尾について

以前から思っていた、「語尾」について、一筆しようと思う。小説を書いていると、描写部分で、語尾が「〜だった」とか「〜した」というような、過去形が多くなってしまう。

これが良いか悪いか、というと、WEBで見かける論調としては、悪、になるらしい。確かに、声に出して読んでみたり、気にして読めば、過去形の「た」で終わる文章が続くより、上手く回避されていたほうが、文章が洗練されたように感じる部分はある。

でも、文学賞を獲得している小説の多くは、語尾を気にすることなく、「た」で終わる文章が、立て続けに書かれている場合が、とても多いことにも気づく。一方で、WEB小説では、なんとなく、「た」が続く小説は、書き方が下手、という風潮が少なからずある、ということ。

個人的には、「た」が続いても続かなくても、そこまで問題にしなくても良いと結論付けている。

以前は、「た」が続かないように注意していたこともあったけれど、今は、ほぼ気にしていない、と言っていい。「た」が続いても続かなくても、重要なのはそこではなく、書くべき内容の方が大事かなー、と思っている。

とは言え、実際、第三者が読んだ時、どう感じているのかは気になるけども。

カクヨム で小説を書いている皆さんは、どのくらい語尾に気を使っているんだろう。と思った次第です。ちゃんちゃん。

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