どうも蛙(かわず)です。
本話もご覧くださり誠にありがとうございますm(__)m
という訳でまさかの引きの回でした。
ちなみに『小説家になろう』様で配信している時はこのシーン、もう少し後、それも変なタイミングで無理矢理入れてしまっていたのですが、リリアイベントのおかげでいい感じのタイミングでできるようになりました。書き直し様様ですねw
そんな訳で『果たしてエスカの思惑とは!』という感じでまた明日の12時頃にお会いできればと思いつつ、今回は巡礼の用語解説を行う予定ですので、そちらもご覧くださればと思います。
という訳で、本日はこれにて失礼いたします。
お付き合い頂きありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
【最後に】
コメントなど頂けますと最上にありがたいのですが、なかなかお手間だとも思いますので、各エピソード事の【♡応援する】だけでも押しておいて頂けますと幸いですヽ(^o^)丿
【用語解説】
〇巡礼
・神聖国家ハイラルディンが発布した平和条約――通称フォルグ条約――に加盟する国々に対し、神帝《しんてい》フォルグの名代としてそこへ奉仕するために神使《みつかい》や神子《みこ》が出向くこと。
・フォルグ条約には各国の戦争を禁止するための要項が書かれており、一言でまとめると「沢山の人が殺せるような武器とかは、フォルグ以外が持ったら殺すよ?」的な感じ。
・おかげでしばらくの間は平和だったが、ある日突然、廃種《ポリュシアン》や廃獣《ラビッシュ・ビースト》といった存在が世界に産み落とされ暴れ始めたことで、恒久の平和は終わりを迎える。
・その存在は普通の人間では太刀打ちできず、だからと兵器を持たせるとまた戦争をしかねないからと、最初は仕方なくフォルグが対処していたが、流石に数が増え過ぎたということで、戦乙女《ワルキュリア》という少女たちが生み出され、巡礼という世直しの旅が始まった。
・基本的にはその村や町の代表が悩みや解決して欲しい相談事を募り、嘆願書という形でハイラルディンに送っている。
・手紙なので時間がかかり、ハイラルディンの外壁にそれを受け付ける窓口があるので、送り主や配達人がハイラルディンの中に入ることはない。
・嘆願書は、ハイラルディンの神使《みつかい》や神子《みこ》が移動できるエリアにある『嘆願受領所』という所に張り出され、それを見た神使《みつかい》たちが自由に選んで行き先を決める。要はギルドで仕事を選ぶ感じ。
・嘆願書には何を願ってもいいのだが、流石に世界の支配者たるフォルグの名代に、喧嘩の仲裁や、家事手伝いなどはさせられないと、廃種《ポリュシアン》や廃獣《ラビッシュ・ビースト》の討伐が主な内容となる。
・フォルグへの忠誠心が篤い者ほど、難易度が高めだったり、遠出して途中の町の相談もまとめて解決しようとするので、ハイラルディンに帰ってこない期間が長い。
・科学の衰退により連絡手段が手紙しかないせいで巡礼先で|神使《みつかい》などが亡くなってしまったとしても確認が難しく、実は既に亡くなっていたという神使《みつかい》や神子《みこ》は少なくない。
・とはいえ、基本的にはそうならないよう戦闘要員は増員――要は|神子《みこ》を沢山連れていったりするものなので、アイファが1人しか連れてないことには、彼女を尊敬している者たちは心配している(しかも、連れていっているのがよりにもよってエスカのような評判が良くない者だしということも相まって)。
・逆に長期に町を離れていたせいで死んでも居ないのに死んだ扱いされることもあり、生きて帰ってきた際には、知り合いがビックリするというのは|神使《みつかい》あるあるだったりする。
・ちなみに物語の最初にやっていた慰霊も、あくまでも特定の誰かの慰霊ではなく、死んでしまったかも知れない者たちへの定期的な行事だったりする。
・フォルグがいつも慰霊のために黒いローブを常に着ているのも、確認が難しいせい。