まだ書いてもいない作品の、人気作家でもない僕が、こんなものを書き続けて誰得なのかわからないけど、まぁ「近況ノート」なので。
場合によっては消します。
はい、「終末百合」。アイディア集めの段階です。
今回最大の問題点は「テーマが(僕の中で)ブレている」事です。
具体的には、「終末」色を強くするか、薄くするかです。
湧いてくるアイディアが「終末エピソード」ばかりなのです。
「ほのぼのイチャラブ百合エピソード」ではなくて。
でもおかしいな。
僕は元々「百合」が書きたくてこのテーマを選んだのでは?
なんか世界設定に対する、政治劇みたいなシーンばかり思いつくのですが……。
(残念ながらほとんど全部カットでしょうね)
主人公が、いわゆる「政治リーダー」的存在なので、普段の活動を書こうとすると
政治の話になってしまうw
というかそこを書かないと、主人公が無能に見えてしまう。
一生懸命頑張っている主人公を書きたくて、だから「僕が主人公だったら?』と考えたら、終末を防ぐための「活動」をめちゃくちゃ思いついてしまったんですよね。
でも、それは「書いて面白いものなのか」、「読んで面白いものなのか」。
肝心なのはココですよね。
正直、「活動」をほぼ書かない方が、冗長にならずに良いかもしれない。
折角思いついたんだから書きたい気持ちはあるけれど。
もう一つ。
僕の中で「百合」とは、「閉鎖的な1対1関係の美しさ」をイメージするところがありまして、「2人だけの世界」を濃密に描きたいと思いました。
主要キャラは仲間陣営では2人だけ。つまり、現時点では主要登場人物が少ないです。
「私たちの百合」に「邪魔モノは要らないのよ!」
だけどいくらなんでも仲間陣営2人じゃ、ドラマが膨らまないよ!
割と2人とも悩んじゃうタイプだし、
①主人公たちに積極的に絡み、元気に引っ掻き回してくれるムードメーカー
②じいや的な感じで、一歩下がって主人公たちを見守りつつナイスアシストをするキャラ
が欲しいけど、「静謐な百合作品のムードをぶち壊す」可能性もありますし、生み出したキャラクターに対して責任を持って、(単なる添え物ではなく)独自に見せ場を作ってあげるとなると……いやぁ、厄介だなぁ。
この点、モブキャラなら使い捨てできる、というのがあったりなかったりするんですが、モブキャラにできる事は限られていますしねぇ。
それに、あまりスケールを大きくしすぎると読む方もそうですが、私の消耗も激しくなるので……今回はリハビリのつもりでサクッと書きたかったんですけど……。
そんなわけで今一度、
「この作品で、何を書きたいのか」をしっかり固め、進むべき方向性をきちんと定めてからそれに沿ったエピソードの取捨選択をしていきたいと思います。
そんなことを考えていると……これ、本当に面白くなるのかなぁ?
という弱気の虫がw
弱気の虫に取りつかれると書かなくなりますので、少し腰を据えて考えましょう。
2週間も妄想していたので、登場人物2人への愛着は相当強いので、何かしらの形では出したいんですが。
「終末」をみっちり書くなら中編・長編にもなりかねないし、
でも長編で「終末」なんて書いて喜ぶ人いるんだろうか。
サクっと短編にした方が、書く方も読む方も負担が少ないし、その方が「百合」の良さが出せそうだし、何より今の僕は中編・長編を書くエネルギーがない。
そうすると、「終末」の方はテキトーになるかもですけど。終末がテキトーになると、主人公が無能になっちゃいますけど! 別に無能でもいいような気がしてきたけど!
でも今、僕の頭に浮かぶエピソードは「終末」エピソードの方なんだよなぁ……。
まぁもう少し悩んで、自分の納得がいく形で出したいと思います。
最後になりますが、「Last Blue」祝☆2桁!ということでとても嬉しいです。
単純に☆をいただけるだけでも嬉しいんですが、感情移入出来た、泣けた、という熱量の高いコメントをいただける事が本当に、こちらこそ涙が出るぐらい嬉しいです。
そういった熱量の高いコメントに対して、軽薄なコメントを書いてしまうと余韻も何もあったものじゃないので、口数少なくなってしまっていますが、内心ではめちゃくちゃ喜んでいます。
コメントをくださったまろんさん、ゆーちゃさん、icoさん本当にありがとうございました。
以前感謝は伝えた記憶はありますが、ゆーちゃさんとicoさんはゆうさんの企画があってのご縁でして、ゆうさんにも改めてお礼を申し上げます。
他の皆さんのも読みたいな、と思いつつ友人の某氏の執筆意欲がハンパなくて
毎日書いてくるものだからそれを読んで、率直な感想を申し上げたりしているともう他の方の作品にまで手が回らない……。
リアル読書は宮部みゆきの「模倣犯」からようやっと解放されて、
ソフィア・サマタ―の「図書館島」を読んでいますが、
2500ページの胸糞ミステリから解放された後なので、手軽に350ページのファンタジー♪ 「終末百合」には極力被らないし(被ると変な影響を受けかねないので、執筆構想中はテーマが被るものは読みづらい)、
ちょうどいいよね!
と思ってチョイスしたら二段組でめちゃくちゃ難解本やん……。