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終末百合(「世界の終わりは御主人様と。」(仮))③

まだ書いてもいない作品の、人気作家でもない僕が、こんなものを書き続けて誰得なのかわからないけど、まぁ「近況ノート」なので。
場合によっては消します。


はい、「終末百合」。アイディア集めの段階です。

今回最大の問題点は「テーマが(僕の中で)ブレている」事です。
具体的には、「終末」色を強くするか、薄くするかです。

湧いてくるアイディアが「終末エピソード」ばかりなのです。
「ほのぼのイチャラブ百合エピソード」ではなくて。
でもおかしいな。
僕は元々「百合」が書きたくてこのテーマを選んだのでは?
なんか世界設定に対する、政治劇みたいなシーンばかり思いつくのですが……。
(残念ながらほとんど全部カットでしょうね)

主人公が、いわゆる「政治リーダー」的存在なので、普段の活動を書こうとすると
政治の話になってしまうw
というかそこを書かないと、主人公が無能に見えてしまう。
一生懸命頑張っている主人公を書きたくて、だから「僕が主人公だったら?』と考えたら、終末を防ぐための「活動」をめちゃくちゃ思いついてしまったんですよね。

でも、それは「書いて面白いものなのか」、「読んで面白いものなのか」。
肝心なのはココですよね。
正直、「活動」をほぼ書かない方が、冗長にならずに良いかもしれない。
折角思いついたんだから書きたい気持ちはあるけれど。

もう一つ。

僕の中で「百合」とは、「閉鎖的な1対1関係の美しさ」をイメージするところがありまして、「2人だけの世界」を濃密に描きたいと思いました。
主要キャラは仲間陣営では2人だけ。つまり、現時点では主要登場人物が少ないです。
「私たちの百合」に「邪魔モノは要らないのよ!」

だけどいくらなんでも仲間陣営2人じゃ、ドラマが膨らまないよ!
割と2人とも悩んじゃうタイプだし、
①主人公たちに積極的に絡み、元気に引っ掻き回してくれるムードメーカー
②じいや的な感じで、一歩下がって主人公たちを見守りつつナイスアシストをするキャラ
が欲しいけど、「静謐な百合作品のムードをぶち壊す」可能性もありますし、生み出したキャラクターに対して責任を持って、(単なる添え物ではなく)独自に見せ場を作ってあげるとなると……いやぁ、厄介だなぁ。
この点、モブキャラなら使い捨てできる、というのがあったりなかったりするんですが、モブキャラにできる事は限られていますしねぇ。

それに、あまりスケールを大きくしすぎると読む方もそうですが、私の消耗も激しくなるので……今回はリハビリのつもりでサクッと書きたかったんですけど……。

そんなわけで今一度、
「この作品で、何を書きたいのか」をしっかり固め、進むべき方向性をきちんと定めてからそれに沿ったエピソードの取捨選択をしていきたいと思います。

そんなことを考えていると……これ、本当に面白くなるのかなぁ?
という弱気の虫がw
弱気の虫に取りつかれると書かなくなりますので、少し腰を据えて考えましょう。

2週間も妄想していたので、登場人物2人への愛着は相当強いので、何かしらの形では出したいんですが。

「終末」をみっちり書くなら中編・長編にもなりかねないし、
でも長編で「終末」なんて書いて喜ぶ人いるんだろうか。
サクっと短編にした方が、書く方も読む方も負担が少ないし、その方が「百合」の良さが出せそうだし、何より今の僕は中編・長編を書くエネルギーがない。
そうすると、「終末」の方はテキトーになるかもですけど。終末がテキトーになると、主人公が無能になっちゃいますけど! 別に無能でもいいような気がしてきたけど!
でも今、僕の頭に浮かぶエピソードは「終末」エピソードの方なんだよなぁ……。

まぁもう少し悩んで、自分の納得がいく形で出したいと思います。


最後になりますが、「Last Blue」祝☆2桁!ということでとても嬉しいです。
単純に☆をいただけるだけでも嬉しいんですが、感情移入出来た、泣けた、という熱量の高いコメントをいただける事が本当に、こちらこそ涙が出るぐらい嬉しいです。


そういった熱量の高いコメントに対して、軽薄なコメントを書いてしまうと余韻も何もあったものじゃないので、口数少なくなってしまっていますが、内心ではめちゃくちゃ喜んでいます。
コメントをくださったまろんさん、ゆーちゃさん、icoさん本当にありがとうございました。

以前感謝は伝えた記憶はありますが、ゆーちゃさんとicoさんはゆうさんの企画があってのご縁でして、ゆうさんにも改めてお礼を申し上げます。


他の皆さんのも読みたいな、と思いつつ友人の某氏の執筆意欲がハンパなくて
毎日書いてくるものだからそれを読んで、率直な感想を申し上げたりしているともう他の方の作品にまで手が回らない……。


リアル読書は宮部みゆきの「模倣犯」からようやっと解放されて、
ソフィア・サマタ―の「図書館島」を読んでいますが、
2500ページの胸糞ミステリから解放された後なので、手軽に350ページのファンタジー♪ 「終末百合」には極力被らないし(被ると変な影響を受けかねないので、執筆構想中はテーマが被るものは読みづらい)、
ちょうどいいよね!
と思ってチョイスしたら二段組でめちゃくちゃ難解本やん……。

2件のコメント

  • こんばんは。

    近況ノートって、誰かを意識しなくても、アイデアなどを記載しておく場としてもカクヨムは推奨してますね。
    有効活用して欲しいと思っているのでしょう。

    「終末百合」は難航してるようですね。
    私のように何も考えずまず書き始めて、その後煮詰まって苦労するパターンとは大違いです。
    自主企画も終わりに近付き、再び執筆ペースを上げていますが、フォロワーもPVも壊滅的で凹んでますが。
    頭のおかしい小説擬きはなかなか読まれ難いようで。

    「Last Blue」星二桁おめでとうございます。
    読めば良さが分かるはずなので、なかなか読まれないのが悔しいですね。

    改めてのお礼はともかく、興味を持って自主的に読みに行ってくれる参加者が居て、企画主としても嬉しい限りです。
    読み合い企画では無いのでそれぞれが自主的に行動してくれれば、と思ってやっている事なので。

    書籍は全く読んでいる暇がありません。
    二冊ほど手付かずの小説が転がってます。
    ひとつは映画を見て読みたくなった「旅猫リポート」ですね。
    泣ける映画だったので小説版ならもっと細かい描写があるのではと。
    もう一冊は「ツナグ」ですが、完全放置状態です。
    面白いのかどうかさっぱり分かりませんが。

    二段組の難解本って凄いですね。
    私なら読むのを諦めてしまいそうです。

    ではまた。
  • ゆうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    アイディア記載をすると全部ネタバレしてしまいます(苦笑)
    執筆作業は孤独なので、「今こんなこと考えてるよー!」と報告したい事はたくさんあるけれど、全部を繋ぎ合わせればネタバレになってしまう……。

    『場合によっては消します』と書いたのも、ネタバレになるかも、という危惧があってのことです(なので、もし消しちゃったらごめんなさい!&消してもコメントはきちんと保存させていただきます)。


    妄想している時はとても楽しいのですが、文字にする(ある程度客観視しようと努力する)と途端に「これ、本当に面白いのか?」という雑念が湧いて辛くなりますねw 
    何も考えずに書き始めたら、ヒロインが何故か説教を始めたので、
    「これはマズいw」と思ってプロットを書くことにしました。
    しかし、考えれば考えるほどシリアス&ボリューミーな方に偏っていっているので、考えた事はバッサリ削って当初のノリ重視の掌編に戻した方が良いんじゃないかなーと思っているところです。
    「掌編版と中編版、二つ書けばいいじゃん」という話もありますけど……。

    まぁ、僕としては既に3週間近く自作の妄想で楽しめたので、ある意味元は既に取ったというところはあります(苦笑)
    後は妄想を開陳して、何人かの方の心にも同じ「楽しさ」が残ればいいなぁ、分け合えるといいなぁって。


    「Last Blue」は、元々ネットに載せるために書いたものではなく、既に役目を果たしたものを再利用した形だったので、
    ☆2桁は『余禄』というか、素直にとても嬉しいです。
    これが、カクヨムのための書下ろし、且つ、途方もない労力を注いでしまったら、やっぱりもっと欲が出てしまいますけど……。
    「終末百合」はドラクエオマージュ作品になるので、完全にネットに載せるためだけのものなんですよね……。


    「旅猫リポート」も「ツナグ」も知りませんでしたが(日本の小説もっと読まなきゃ……)、有川浩さんなら「ラブコメ今昔」という本を積んでいます。

    読みたい本もたくさんあるし、やりたいゲームもたくさんあるけど、
    今うかつに読むと、「終末百合」に影響しそうなので、極力影響を与えなさそうなモノしか読めません……。

    ゆう様の自主企画参加作品は10作ほど、チェックしました(まだフォローしただけで、読んでいないものもありますが……)。
    10月以降目を通していなかったので、もう少し読みたい作品が増えるかもしれません。
    やっぱり、ゆうさんのコメント付きのモノや、褒めていらっしゃる作品に吸い寄せられる傾向がありますねw

    しかし、10/14段階で「73作品読了。44作品規定文字数読了。規定文字数未満17作品。ブラバ1作品。1作品読書中」というのは凄い……。
    117/135は規定文字数まで読んでいるというのは凄いなぁ、と。
    ブラバ1作品がめちゃくちゃ気になっているけど(だって1作だけなんだもん;苦笑。逆に読んでみたいw)、
    角が立つと思うので聞かない方が良さそう……。


    以上、まとまらないコメントですみません。
    自主企画、そして執筆と、大変だとは思いますがお体に気を付けて!
    (急に涼しくなってきましたね)

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