5日前の報道によると、京アニ事件被告青葉真司が、
「『涼宮ハルヒの憂鬱』は今でも好きか」と問われると「手本にすべき作品だが魔性の作品でそういう作品と出会わなければ事件を起こさなかった。今も『人を狂わせる作品』という認識だ」などと述べた‥‥
といいます。
人のせいにする性向は相変わらずですが、「魔性の作品」という言葉には共感するところがないではありません。
年少の友人に教えられて(というか、友人の書いた本に教えられて)、ツタヤでビデオシリーズを借り出し、ラストの劇場版『涼宮ハルヒの消失』まで来て、完全にはまってしまったのですから。
この劇場版のヒロイン長門有希になり切って、何か月か過ぎたころ、ついに二次創作「長門有希詩篇」を書き始めたのです。
そればかりか、有志と語らって、西宮への聖地巡礼を計画しました。
ところが予定していた1週間前に飛び込んできた、悲報。
それでも予定を変更するわけにもいかず、楽しいはずの聖地巡礼が、追悼の聖地巡礼になってしまったこと。
一生忘れません。
そして、『涼宮ハルヒの消失』のエンディングにアカペラで流れる長門有希(茅原実里)の、「忘れないで~忘れないで~」というリフレインが、今思えば、事件で命を失ったアニメーターの方々の、最後に残した言葉のように聞こえることも。
こんな事件を起こさないで済むためには、犯人はどうすればよかったのでしょうか。
ハルヒの真似をした作品を「小説家になろう」に投稿したけどPVゼロだったので退会した、という記事も読みました。
それならば、「カクヨム」に、二次創作を投稿すればよかったのに。
二次創作なら少なくとも、PVゼロ、ということはあり得ないのだから。
「長門有希詩篇」にも、何の営業活動もしないのに、今でもPVを残して下さる読者が、少数ながらいるのだから‥‥
京アニ裁判関係は、また何か新しい動きが
あったらお知らせします。