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RPGツクールで作りたいゲームのあらすじ②

これに激怒したのが帝国の『暴帝』カリグラ。帝国宰相レンバルらは冷静に行動すべきと諫めたのをぶっちぎって即座に開戦する。幸いリール騎士団団長コーガらの奮戦あって、帝国軍はあっという間に王都アマルナイアを陥落させ、逃げ惑う王族達を片端から処刑していく。だが姫が竜族の住むアッカエ火山に逃げ込み、涙ながらの演技で竜族を騙して皇子をたらし込む。元々静寂を好んでいた所為で、帝国の人間が騒がしく植民する際に土地を追われるように取られていた竜は帝国に反感を持っていた事もあり、姫に味方して決起する。アガートス最強の生き物に逆に追い散らされる帝国軍は惨敗する。この責任をレンバルに押しつけてカリグラは無理矢理に処刑してしまう。しかし己が宰相であり貴族であるからこれは当然の事と息子達に言い含めて死んでいくレンバル。貴族、当然ながらカリグラに不満を抱く。特にレンバルの長男のユーディンはカリグラ許すまじ、私の叔母が皇后で無ければ刺し違えてやろうとまで震えている。本当はコーガもカリグラに文句を言ったため一度罷免されたが、レンバルに庇われて復職できた。赤ん坊の養女ヨルデリアの育児に大変だったと言うのもあったが…。帝国は国境に要塞を幾つも建てて王国からの侵略に怯えるようになる。勿論、要塞の建設費用や要塞におつとめする兵士達は国民からの税金や徴兵で賄われます。帝国の民もカチンとくるが、カリグラが怖いので表向きは静かだった。それからおよそ5年後、皇后が妊娠する。ちょっと祝賀ムードになった帝国だったがカリグラはどこまでもとんでもなかった。妊娠した皇后に飽きたし邪魔だと幽閉、これに断固として意見したコーガをもう一度罷免、皇后はショックのあまりに産褥から立ち直れず衰弱死する。リール騎士団も、団長コーガを慕っていた輩ばかりだったので皇帝に反感を抱く。とうとうユーディンさんが、キレた。ランケール家、ヒュバイン家、ゴドフロワ家三大貴族の当主全員を巻き込み、産まれたばかりのゲルマニクスを新皇帝として擁立、カリグラを廃して幽閉、彼自身が摂政となって新政権を立ち上げる。そして皇帝を断じてあのような暴帝にはするまいとコーガを師範にして教育させる。
この頃、主人公ヨルデリアは虐められていた。『神の子』の身体能力を持つ彼女は、父親以外の周囲から化物と事あるごとに呼ばれて傷ついていたのだ。しかし、父親からの約束や、どこまでも真面目なタイガスが初めて友達になってくれた事、守るべき弟のような幼い皇帝の存在…から徐々に立ち直っていく。そして民間からの出世先としては最高峰、文武両道のリール騎士団の団長に最年少で任命されるのだった。

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