2023/02/14(火)の早朝、救急車を呼びまして。
今の今まで入院してました(>_<)
まず、週末、体調が思わしくなく、クズアニメを見ていて眠ってしまうことがあり、「なるほど、意識を失うほどつまらないのか」とか考えてましたww
で、02/13(月)、ついに具合が悪すぎて寝込んでしまいました。
当時、てっきり、新型コロナCOVID−19に感染したものだと思ってまして。
「いや、それならさんざんワクチンも射ってるから抗体ができてるはずなので栄養つけて寝てれば治るだろう」とユンケル黄帝液を飲んで横になったんですよ。
そしたら今度は胸がゴボゴボいって眠れなません。
どうやら仰向けに寝ると苦しくなる模様。
ここでも小生は「さすが新型コロナ!」とか思って「なるほど、これが噂に効く肺炎か」と。
肺炎ならますます新型コロナっぽい。
しかも、足首を掴んでうつむいていると足の甲が青紫色に変色して妙な斑紋もできているような。
そこで体温を計ってみたんですが、36℃と平熱でした。
しかし、ここでも「さすが、新型コロナ! 平熱でも肺炎を起こすのか」と感心してました。
えっ、病院?
何言ってるんですか。
「お医者様と看護婦さんに迷惑を掛けないはいけない」と小学校の頃から教わってますよね?
はい。
なので、お医者様と看護婦さんに迷惑を掛けないよう、いい大人はしっかり栄養つけて寝て治すんです☆
それにしても辛い。
仰向けで寝ると肺がゴロゴロ鳴ってエラく苦しい。
後、とにかく胸が苦しい。
この症状は半年くらい前からあったんですが、まぁ、酷い胸焼けですね。
坂を登っていると不思議と胸が苦しくなる。
小説執筆にかまけて運動不足が祟ったかと悩んでいましたが。
「なるほど、新型コロナは胸焼けも引き起こすのか。さすが新型コロナ!」と感心。
COVID−19、日本中で騒がれるだけのことはある。
なかなか手ごわい病です。
そこでトイレにこもってうずくまり足首を掴んでいると少し苦しみが和らぐことがわかりました。
なので、夜中の2時頃からトイレにこもって足首を掴んで苦痛に耐えてましたwwww
いい大人は新型コロナなんて感冒には負けないのです。
タダでさえ4回もワクチン射ったんですからwwww
で、2023/02/14(火)の早朝6時まで唸っていたんですが、さすがに苦しくて苦しくて耐えきれなくなりつつありました。
でも、まだ、我慢です。
いい大人は新型コロナなんて感冒には(以下略)
で、またトイレにこもってさらに2時間半、8時半まで苦しんでましたが、今度はだんだん体力が失せてきて歩くのまで億劫になってきました。
とにかく胸が苦しい!
仰向けになると胸がゴロゴロ鳴るし、咳は止まらなくなるし。
で、「後30分耐えて良くならなかったら救急車を呼ぼう」と判断しました。
ええ、もちろん、わかっていますよ。
「救急隊員は忙しいんだから大した病気でもないのに救急車を呼んではいけない」
はい、常識ですね。
いい大人は感冒やら胸焼け程度では救急車を呼ばないのです。
普通は栄養つけて寝て治すのです☆
でも、あまりに苦しくて苦しくて。
どうにも良くなる気配が見られず、まともに歩けなくなって「あぁ、20メートル歩けるかどうか、怪しくなってきた」と思いまして。
ついに119番に電話して救急車を呼んだのです。
すると、すぐに…10分くらいで救急隊員が駆けつけてくれました。
さすが日本の救急救命制度、優秀です☆
ところが、やってきた救急隊員に問診されていると妙なことを言うんですよね。
「循環器系の急患! 酸素濃度が〇〇まで低下! CCUの空きは?」とか。
「う〜みゅ、新型コロナウイルスCOVID−19とは言え、たかが感冒に循環器疾患集中治療室とか大げさな」とは思いましたが。
「自力歩行は可能ですが20メートルくらいしか歩けそうもありません」と答えて「この程度で救急車呼んですみません」のポーズを取りつつ……立ち上がろうとしたら何故か担架が用意されてました。
さすが日本の救急救命制度、この程度の患者未満の奴のワガママにも親切に対応してくれます☆
まぁ、まじで酷い胸焼けできつかったんで助かりました。
でも、救急車に乗せられながら「あぁ、病院に着いたら怒られるだろうなぁ」とは覚悟していました。
今や、インフルエンザウイルスよりも致死率の低くなってしまったCOVID−19に罹患して胸焼けを併発しただけでですからね。
そりゃ、「たかが胸焼けで救急車を呼ぶな!」と怒られる覚悟完了です。
で、総合病院に担ぎ込まれまして。
「酸素濃度低下!」
「両足に浮腫み! 青紫色に変色!」
「血糖値〇〇!」
何やら、騒ぎが大きくなっていて、その場で採血されてついでにCOVID−19のPCR検査もしてくれました。
そしたら、やたらイケメンの医師が現れて。
「大神官さん、あなた、重症です」と宣告されました\(^o^)/
ほへ?
らっきぃぃぃぃぃぃぃっ!
なんか、重症らしい!…ので、救急車を呼んだことを怒られずに済みそうです☆
そして、「血糖値が600mg/dL越えて重度の糖尿病! それが合併症を引き起こして心臓! おそらく心筋梗塞!」と説明されました。
はい。
「それから胸に水が溜まってる!」
「えーっと、それって肺水腫?」
「そう!」
なんとか、医学用語を思い出して問いかけたら肯定されました。
ヤッター! あってた!
いや、喜んでいる場合ではなく死にそうですね。
つまり…
1,重度の糖尿病から合併症として血管が閉塞し。
2,心臓が環状動脈血栓を引き起こして心筋梗塞になり。
3,心臓と肺が弱ったので胎内の酸素濃度が低下して低酸素血症を患い。
4,弱った心臓が全身の血液を巡らせられなくなったので
5,余分な水が肺に溜まって肺水腫を引き起こし。
6,血が巡らなくなって末端の手足がチアノーゼを引き起こして青紫色に。
…という状態でした。
胸焼けじゃなくて心臓の痛みだったよwww
いや、わかるわけないじゃんアゼルバイジャンwwww
心臓病とか患ったことないんだからwww
後、PCR検査の結果、COVID−19は陰性でしたwww
そういうわけで2023/02/14(火)の早朝から総合病院のCCU( 循環器疾患集中治療室 )に担ぎ込まれてました。
まぁ、危篤だったんでwww
とにかく苦しくて苦しくて「あ、これ、地獄ー」とか思いながら寝かされてました。
それで。
死ななくてもやたら苦しいんで少なくとも意識は失うと思ったんですが、なぜか苦しいばかりで意識は失いわない、気絶しない。
それで最後の最後まで自発呼吸ですよ(^_^;)
危篤の状態、死ぬ一歩手前なんだから意識を失うだろうと思ってたんですが、目だけは冴えている。
そのせいでやたら苦しい。
地獄の苦しみでしたよwww
医師からは「場合によっては挿管」と言われましたが、結局、起きてたんで自発呼吸してるから人工呼吸器の出番はありませんでした。
まぁ、これが幸いして命が助かったようですね。
「とにかく肺水腫を治すべく肺の中の水を減らさなくちゃいけないから膀胱に導尿管を挿入」「心臓も休ませなくちゃいけないから酸素吸入」という話になり、何やら両腕と膀胱にいろんな管をつけて口には酸素マスクつけられてしまい。
あんまり管だらけになったので患者ラベルをつける場所がなくなって左足につけられました。
いやぁ、苦しかった。
酸素濃度が上がらなくて酸素ボンベが濃度50%→70%→100%にランクアップして酸素マスクもなんかごっついのに変わりました。
いやぁ、きっつい、きっつい。
あんまり苦しいんで「せめて鎮静剤で眠らせてください」お願いしたんですが、「心臓弱ってるから無理」と説明されて(ToT)
「心臓を休ませて手術できる状態にしなくちゃいけないから」とそのまま点滴と酸素吸入とあれやこれやで寝かされてました。
最後までドブタミンってシリンジが残っていたことを憶えています。
それで三日間、地獄の苦しみを味わいつつ、ベッドに伏せていて4日目の金曜日にようやく手術してもらえまして。
3本が3本とも詰まっていた環状動脈血栓を何とかして心筋梗塞は一段落しました。
まぁ、この段階では胸の中の水が残っていて、肺水腫は治ってませんでしたがね。
これは膀胱に挿入された導尿管が働いて胎内の余分な水を吸い出してくれました。
もっとも、土曜日に導尿管が大変なことになってくれやがりましたけれどね。
「あれ? 大神官さんの尿が出てません!」、看護師さんが困り顔です。
朝から全然、尿が出ない。
土曜日で医師も休みだから判断を仰げないらしく小生が「おしっこしたいから導尿管を抜いて」と頼んでもやってくれません。
それでも夜になるまで出ない、出ない。
ついに深夜になってしまった。
「これはもう土下座してでも導尿管を抜いてもらおう」と小生が覚悟し、トイレに連れて行ってもらったところ。
まぁ、途中で折れてたんですよねwwww
導尿管がwww
そりゃ、尿も出ないよwwww
パジャマの下で折れていた導尿管を戻してもらったところ、700mL以上、出ました。
気持ちよかった〜〜〜
まぁ、そんなこんなで生きてます。
何とか、助かりまして、現在、退院しています。
重度の糖尿病→心筋梗塞&肺水腫&低酸素血症といろいろヤバイ合併症を引き起こして死にかけましたwwww
みなさんも謎の胸焼けに気をつけてください。
もしかするとそれは胸焼けではなく……