はじめまして、遠蛮と申します。
もしTwitterのほうで自分のことをご存じの方がおられましたらご承知だと思いますが、現在自作小説「黒き翼の大天使」1幕のゲーム化企画を進めています。理由としては30年来の脳障害と、右肩粉砕骨折により利き腕である右手に力が入らないため普通に働くということがまず、できないのですね。それでまあ、家で史学と翻訳の仕事をやっていたのですが大した金額になるものでもなく。このたび相続があり、その代わりに30年過ごした家をよそに移ったり、病気の母の世話他、家事のいっさいを委ねられる代わりに、多少の軍資金を得ることが出来ました。なのでずっと前から構想だけはあったこのお話を、RPGという形でゲーム化しようと思ったのです。2年間をかけるプロジェクト、生活費もその期間分しかとってないので、これに失敗すると本当に自分の生活は立ちゆかなくなります。なのでどうあっても絶対成功させたい!
ふだん自分はTwitterにかなりの頻度でイラストを上げていますが、これ、ゲーム版「くろてん」にはまったくといっていいほどに関係ありません。なにせ素人の、それも腕が半分利かない人間の手慰み。そんなもの同人とはいえ商業に乗せるのは烏滸がましいというものでしょう。なので、イラストに関しては強い味方をお呼びしました。まずお一方、メインキャラを担当してくださるのは、この方に関してはご芳名をこの時点で出していいと許可いただいているので問題ないでしょう「広輪凪」さまです。昔からこの方の絵が大好きで。とくにこの方の描かれる「ドルアーガの塔のカイ」がよかったのです。あと胸。もうひとかた、決定しているのですが、こちらは現在ほかの仕事が終わっておられないと言うことで、プロジェクトがもう少し進んでから公開してくれということなので一応、伏せ。あとまだ担当の方が決まっていないキャラが相当……とくに男性キャラは立ち絵だけでいいのですが、男を描くのが得意、という方を寡聞にして知らず……。
ともかく、少なくともあと数ヶ月で担当はすべて決定するつもりです。システムの発注も、RPGツクールのプラグイン改造という形でお願いするつもりでおります。問題は……数十人のキャラ全員に、声を当てていただくだけの残資が残るかな……ということなのですが、そこは今後の課題。
もし、このエッセイを読んで下さった方がいたならば盛大な感謝を。そしてこの企画のことをエッセイに書いてみたらどうかと薦めて下さったある作家様にも、この場を借りて感謝させて下さい。それではひとまずこれにて。