港区郷土歴史館の特別展「江戸の本 本からひもとく人びとの営み」を見てきました。
このごろ装丁のことをアレコレ考えていて、和綴じ本もいいよなあ、とか思って。
良い機会なので、お勉強込みでガッツリ見てきました。
結論。
やっぱ紙の本はいい!
なんて言うか、物体として好きなんだな、私。
あと、江戸の刷り物くらいだと普通に読めるのも展示を見ていて面白かったところ。
(勉強したいなーと思いつつ、なかなかくずし字を読めるようになれないのよねえ。活字最高)
生活に焦点をあてた展示だったので、学術書はあんまりなかったのも取っつきやすかったし。
黄表紙(小説)だけでなくて、着物とか髪型、料理、旅のガイドブック、魚の飼育本、手品のタネ本なんかもあって、開示部分だけでも読みがいがあって楽しかった。
そして。
あんまり意識してなかったけど、自分の作文って江戸時代の読みもの文の影響を結構うけてることに気づいた。
っても通しで読んだのは「好色一代男」と「里見八犬伝」くらいしかない。
どっちかっていうと瓦版とかが好きだったのよ。
時々ダジャレとかダジャレとかダジャレとかを書きたくなる発作は江戸由来だな、きっと。
ということを発見した。
うむむむむ。
さて。
写真は本日のお目当ての「康熙字典」でした。
ハコ入りの本っていいよね!
ときめくぅー。