文学フリマのために本を一冊作ってみよう! と、始めたのはいいけれど。
慣れないことなので、この3ヶ月ほどかかりきり状態です。
要はイベントに参加するための衣装を作る感覚でスタートした冊子作りなのですが。
そこは、それ。
仕事は機嫌よく、遊びは本気でやるべし! というのがわたくしのモットーですので。
もちろん全力投球、大きく振りかぶっております。
概ね手こずっているのはガワの問題(なにしろ門外漢すぎて何も分からない)なのですが。
思いの外に中身の部分でも四苦八苦。
たとえば。
むかーし学校で習ったのとは禁則関連がだいぶ違っていて、いちいち聞いたり、調べたり。
段落下げはマストかと思っていたら、そうでもないし。
なんならベターでさえない。
段落下げしても「」使いの時だけは下げないのがトレンドだ、とか。
聞けば聞くほど、
へー、そーなんだー( ・∇・)
の連続です。
さすがに文頭の「?」は禁則だろうと思っていたら、
「それ、こないだハヤカワ文庫で見かけたよ」という衝撃の証言を耳にするに至り。
ほえーっ、っとバカ面下げて感心してたら。
禁則のルールって、最近は出版社ごとに違うらしいよ、と教えてもらったのでした。
確かに法律で決まってるわけじゃなし。
言葉というものは変化するものなのだから、禁則も変化していって当然なのかもしれない。
けど、そーなんだー。
と、バカ面はまだまだ継続中。
こういう話は昨日今日小説を書き始めた私だからビックリしたことであって、皆さま、ご存じのお話なのかもしれませんが。
いろいろ思うところもあり。
いちおうログ的な意味で書いておいてみました。
個人的には。
たぶん、書籍というものが実用品としての役割りを終えて、別の何かに変貌している経過が今という時代なんだろうなー、なんてことを考えていたりします。
あらゆることが曲がり角にあるなあ、と感じることが多い昨今。
なんだか面白い時代に生き合わせたなー、と。
ちょっと得した気持ちでいるのは私だけですかねえ?