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「実験的なテアトロ」と新連載について

新年あけましておめでとうございます。

掲題の件ですが、まず年始の宣誓として、本年中にテアトロを完成させることをここに誓います。

個人的には十年余にわたる悲願です。最終章である第三幕も劇中編に入りました。テキストのストックは劇中の五日目までで、六日目以降はおおづかみのシノプシスしかできてませんが、書きたいことは決まっています。ラストシーンへ至るまでの流れも見えてきました。ぶっちゃけ、ここまで半ば人生をかけて書いてきた作品を完成させる作業には楽しみな気持ちより恐怖の方が先立つのですが、今のテンションならいけそうな気がします。と言うか、最大のヤマだったキリコ編のラストが書けた今、怖いもんなんかない……とあえて言っておく。

……で、新連載なのですが、これはどうしても書きたくて書きはじめてしまいました。理由はまあ登場人物で何となく察していただけるかと思います。テアトロを書き上げてから書きはじめようと思っていたのですが、上記のような時期的な理由もあり、また、未来のことはわからない、書きたいものがあるなら躊躇せず今すぐ書くべきという気持ちが盛り上がってしまい、連載開始に踏み切った次第です。

言い訳のようになりますが、決してテアトロの手を抜くわけではありません。オフラインも含めて、今年の私の唯一の目標は「実験的なテアトロ」の完成です。ただ、テアトロを完成させたいという気持ちが強すぎてそのあたりの歪みが文章に出てしまうのは避けたいという思いもあり、そのために、というわけではないのですが、ペースメイカー的な意味合いも込めてテアトロと並行して連載させていただきたいと思います。はっきり言ってテアトロとは全く色が違うので、良かったら読んで下さいとは言いませんが、歴史小説好きの方にはヒットするかも知れません。

余談ですが、書きたいものとしてはドッペルの続編も書きたくてたまりません。ですが、テアトロ完成後、私は深刻なテアトロ・ロスに陥ることが予想され、ドッペル続編はその心の隙間を埋めてくれるものとして内定しておりますので、楽しみに待って下さっている(おそらく少数の)方はもう少々お待ち下さい。

では、本年も宜しくお願い致します!

2件のコメント

  • 「ことかん」がようやく現実のものになるのですね。
    楽しみです。
  • テキストに関しては、おそらく。

    効率の良い宣伝はまったくできていませんが、ひたむきに書き続けていたら、読んで下さる方も増えてきました。

    いずれにせよ、劇中六日目からが勝負です。
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