誇張なしに、「こういう感想をもっていただけたらなあ」と心に抱いていた感想をそのままいただきました。正直、めっちゃ嬉しいです。

この作品は、本格的な時代小説の文体・世界観で異世界ファンタジーを描いたらきっと面白いんじゃないかという発想のもと、昨年の秋頃からあたためてきたものです。

戦国時代は鉄砲という新たな兵器が伝来するとともにその技術革新が目覚ましい勢いで進んだ時代でもありました。それはとりもなおさず、槍や刀が戦争の道具として使い物にならなくなってゆく過程でもありました。

でも、そういうの異世界にあってもおかしくないんじゃない? ……というのが発想の原点です。

かつて栄華を極めた旧魔法大系とは異なる、新たな魔法の大系が世の中に広がりはじめ、旧魔法大系は戦争の役に立たなくなる。そんな世界にも、刀槍の道にこだわりぬいた武士たちのように、旧大系の魔法に未練を残し、変化に抗う者はいるのではないか。

戦国と異世界、ただ単純にそのふたつを組み合わせるのではなく、そんな同じ枠組みの中それぞれの世界で必死に生きようと足掻くキャラクターの生き様をリンクさせることができたらなら……。

……みたいなところから入るから俺の書くものはとっつきにくくなるわけですが。

ともあれ、今はこの作品を書いていて滅茶苦茶楽しいです。早く書きたくて、早く読んでもらいたくてたまりません。今のペースがずっと続くはずもないのですが、とりあえず出し惜しみせず、いけるところまで一気にいきたいと思います。乞うご期待!